昨日は夜中に突然大掛かりな掃除を始めてしまい、見事ド派手な筋肉痛に見舞われた私。
その甲斐あってベッドルームはまるで業者が掃除したみたいだと言ってもらえるほど綺麗になりましたが、どうやら美しく整ったこの室内を維持することは至難の業というか、「一晩もてば奇跡」といった状況が起こっていたんです。
それは夜中に黒猫のビョーン坊やがフットボールとラグビーの合わせ技をしておもちゃのネズミを蹴り飛ばして回るだけにとどまらず、仔犬のアーサーもそれはそれは綺麗になったカーペットに筋肉が付き始めた自慢の脇腹をゴシゴシ擦り付けていたり、私を虐げることに余念がないチンチラシルバーにも似たセクシーな猫のルシアお嬢様は稀に見る毛繕いをして自慢のロングヘアをあちこちばら撒いて回ったりと、もはや無法地帯もいいところ😂😂😂
ビョーン坊やが夜中に突然遊び始めるのは猫だから仕方がないと子供の頃から猫と一緒に暮らして来たことで諦めが付いているし、仔犬のアーサーは犬たちにとって悪臭の数々は「高価な香水」みたいなものだからいくら擦り付けてもいいんですが、ルシアお嬢様は日頃から夫のゼノにブラッシングさせるばかりでご自分では決して毛繕いなんてものはしないのに、なぜ綺麗になった途端に毛をばら撒いて私を虐げるんでしょうか?😂😂😂
ゼノとは熱心に浮気に励んで媚を売りまくっているのに…この、新参者の泥棒猫…😂😂😂

ルシアお嬢様は超美少年で美しい息子だとご近所でも大評判のゼノに一目惚れしてしまい、前のご主人様に捨てられたら本気のアピールをして見事取り入ることに成功し、ゼノに「マリア、この子と家族になりたい…!」と言わせたほど、恋と浮気と横取りに関しては超実力派。
ご自分の美しさを非常によく理解していらっしゃるからどうすれば世の男たちが靡くか知っていて、シャイで真面目な男の子たちを手玉に取るなんてことは朝メシ前といったところでしょう😇😇😇
一家では夫のゼノ以外にも居候している超イクメンの末っ子リアムをそれはそれは執事のようにこき使い(しかしイクメンだから負担にならない)、ゼノの下級生で秘書候補として働くイケメンのヒューゴには悪ガキで配慮も遠慮もデリカシーさえもなくて気に入らないからと毎晩のように蹴りを入れ、ゼノのダディで超美形のプレイボーイでもあるセバスチャンと同居人で女の子よりもかわいらしい顔をした天才のジャックには振り向いてもらおうと媚を売りまくり、見事な暴君っぷり😇😇😇
ですが忘れてはいけなかったこととして一家にはもう一人暴君の天使が滞在していて、それは雇用しているボディガードで天使のような少年顔の美青年、なおかつギリシャの末っ子・ヴァシリオス😂😂😂
毎日ヴァシリオスに媚を売り続けていたルシアお嬢様は超イクメンの末っ子リアムを独占しようとしていたので、ただでさえ今はゼノが教会の牧師にお願いされて代わりに保護した青年・ファーガスに手厚い看病とお世話が必要で甘えたいのを我慢していたのにと、嫉妬に駆られたヴァシリオスから遂に嫌われました😂😂😂
嫌われたと知って、「私が美青年に嫌われる?まさか…。お姉さんが嫌われるならわかるけど、この私がなんで…?」というお顔をする、勘違いも甚だしいルシアお嬢様😂😂😂
ご自分の美しさを本当によく理解していらっしゃるセクシーな猫ほど厚かましくて図々しいもの、朝から数人が呆れ返った今朝の朝食はこちら。



Classic Fluffy Pancake.

先日のShrove Tuesdayは時代と共に別名Pancake Dayへと変わり、その余韻からなのか、はたまた筋肉痛を抱えた愛するワイフに無理をさせないようにというゼノの配慮なのか、今日のリクエストはパンケーキだったので、ゼノが大好きなふわふわの厚みがあるパンケーキを焼きました😊😊😊💕

いいお顔で喜ぶ夫😅😅😅

焼き上がったらストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、そしてゼノが大好きなスウェーデン産の甘いハニーと塩気のある四角のバターをトッピングしてあります😊😊😊💕

そしてゼノが教会の牧師にお願いされて代わりに保護した青年・ファーガスはまだ高熱を出し続け、変わらず今日も慈愛に満ちた超献身的なお世話と看病をして尽くしてくれていた、超イクメンの末っ子リアムが見事完成させた看護メニューがこちら。



Vanilla Beans Ice Cream.
さすがにストロベリーにバナナにと連続で作っていたら3回目の今日は楽勝だったのか、ファーガスの様子を見て朝までに熱が下がるとは思えなかったからと、夜のうちに作っていました😇😇😇
ご覧ください、男の子にして高い女子力を持ったイクメンの底力を…😂😂😂
恐らく扁桃腺とリンパを腫らしているだろうファーガスは高熱以外に喉の痛みからブリタを通した真の水(紅茶ではない)しか飲めず、食事も全く摂れない状態だから今はアイスクリームが唯一栄養補給できる食品なので、何とか体力を保てています😇😇😇
末っ子リアムが持つこの優秀さと素晴らしさといったら、もう😂😂😂
幼い頃に全ての家族と親族を亡くしたことで寂しさを抱えたヴァシリオスのことも本当によくお世話して心からの愛を注いでくれているし、ここまでパーフェクトな超イクメンの末っ子は世界中を探してもそう多くはいないでしょう😂😂😂

今日は教会に行ったあと、ゼノの元同僚で年上の部下だったウィルおじさん(著しいハゲ頭)の自宅へと足を運び、超かわいい魔のドッテルたちが散らかしまくった子供部屋の掃除に加え、家具の配置換えを手伝いに行って来ました😊😊😊💕
ゼノが他の子と思いっきり勘違いしていたからうっかり間違えるところだったけど、次女のドッテルは3月に6歳、長女のドッテルは4月に8歳😊😊😊💕
今が一番かわいい時期ですが、ウィルおじさんは毎日のようにハゲ頭をネタにされているから胃が痛いそうです😂😂😂
ドッテルたちは優しく穏やかで男性にして母性の溢れる世話焼きなウィルおじさんをダディに持ち、小柄だけど超パワフルなかわいい笑顔の破壊神でもあるイザベラをモルに持っているので、いくらウィルおじさんが休日のたびに子供部屋を片付けて回っても30分もすれば再び感動を覚えるほどの見事な散らかしっぷりを披露し、超寛容で超寛大な精神を持つイザベラも一緒になって散らかすとあって、超真面目で超几帳面で超慎重な上に石橋なんてものがあったら叩いても絶対に渡らないタイプのウィルおじさんは毎日が悲鳴の連続😂😂😂
イザベラはほら…吊り橋なんてものがあったら、笑顔で駆け抜けるタイプだからね😂😂😂
ウィルおじさんとイザベラは結婚せずに二人のドッテルたちを育てているからドッテルたちは結婚式を見てみたいとなれば両親に結婚して欲しいと願い、イザベラはそんな優しくお世話上手でマメな性格をしたウィルおじさんのことが大好きだから結婚したいと言っているものの、肝心のウィルおじさんはハゲ頭を超気にしているから結婚するより先に神様にはもう一度髪の毛を与えて欲しいと願い、今はまだドッテルたちもネタにして遊んでいるだけだから争いにはならないけどいつか醜い言い争いに発展するのではないかと思うと、温かい家庭を自身のハゲ頭が原因で崩壊させるかもしれないと考えたら踏み切ろうにも踏み切れません😂😂😂
この言い分を聞いて、毎回爆笑している夫😂😂😂
ゼノが「ウィルも結婚すればいいのに…」と言ったところで、ウィルおじさんは「無理だよ!僕とイザベラでは親子だと思われることがほとんどなんだからね!」と、まだ実年齢は41歳でジャックよりも1歳年下なのに日によっては65歳オーバーとゼノのダディ・セバスチャンよりも老けて見えることまで気にしているから、まずはこの感情を取り払うことが先でしょう😅😅😅
二人のドッテルたちも笑顔を絶やすことなく本当に素直ないい子たちだし、見ていてすごく愉快で幸せそうな一家であることは確かだよ😊😊😊💕

さて…ウィルおじさん宅に到着してみれば「イギリス製、散らかしプリンセス」のドッテルたちとそのモルであるイザベラの姿であり、私たちが着く前にウィルおじさんが「一応片付けた」らしい子供部屋は超素敵にぐっちゃぐちゃ😂😂😂
子供の頃から片付けが好きで得意な私も最初こそハリケーン並みに散らかしまくる子供だったからドッテルたちの気持ちがよくわかるんですが、いろんなことに興味があるとお絵描きして…ディズニー映画見て…おやつ食べながらちょっとティーパーティーしちゃって…学校の宿題して…思い付いたら本格的に工作もしちゃって…みたいなことをしていると、自分でもあっという間に散らかります😂😂😂
そこで急務となったことは「収納を増やす」ということ、そしてその収納を増設するために「家具を移動させる」ことが必要になり、あいにく今日しか時間が取れなかったのに今日は日曜日でウィルおじさんは明日仕事なので、全てのスケジュールに合わせるために一家全員と友達総出で一気に片付けることが決定😊😊😊✨
ただし魔のドッテルたちには片付けたその瞬間には散らかし始めるという理由から戦力外通告が言い渡され、こちらは手伝いに来ていたゼノとウィルおじさん共通の友達・テディおじさん(ハゲ頭進行中)が連れて来た二人の養女たちと遊んでいることが、目下彼女たちの任務です😂😂😂
ついでにDIYが得意でプロレベルの腕前だと評判のゼノが壊れた棚を直し、私とイザベラでペンキを塗ってからクロスを貼るのも仕事😊😊😊💕
一応断っておくとこの棚が壊れたのは魔のドッテルたちやイザベラが破壊したのではなく(一瞬そうかと思った)、去年の暮れにテディおじさん一家とは全く関わりはないけど亡きファルの「一応は兄」という位置付けで超ド級のモラハラ親族が再び問題を起こした際、ウィルおじさんと故郷エジンバラに帰ったらウィルおじさんのモルからまだ使えそうだと提案され、昔から物持ちが良かったウィルおじさんも子供の頃から大切にしていたものだし、直して使おうと引き取って来ました😊😊😊💕
こうしてサスティナブルに活用できるって素晴らしいことだよね😊😊😊✨
ウィルおじさんが子供の頃にファルが手作りしてくれたという棚はしっかりとした丈夫な作りをしているからまだまだ使えるし、ちょっとデザインが古い部分はデザイン関係の仕事をしているイザベラが手直しして今時の女の子が気にいるように調整し、それをゼノのDIYスキルで整えればOK😊😊😊✨
多くの友達がいるって素敵😊😊😊💕

ウィルおじさん宅にいる魔のドッテルたちがリクエストしていたのは、ピンクかホワイトの棚。
対するウィルおじさんが運んで来た直したい棚は木目が美しい、ナチュラルテイスト。
これは…子供が女の子に恵まれた家庭にしかほぼ存在しない選択肢というか、これが仮に性的マイノリティだったりして「女の子になりたい男の子」の場合であっても必ずしもピンクの部屋や家具を好んで希望するわけではなく、女の子になりたいけど服はエルサみたいなブルーが好きで部屋はホワイトやオレンジがいい、もしくはスパイダーマンみたいなインテリアやデザインで…なんてこともあり、もはや女の子を持った特権😇😇😇
一家にいる超イクメンの末っ子リアムは姉が5人もいるから子供の頃は「お姉ちゃんのお下がり」をもらうとかのダイアナ妃のようにかわいらしい長女からはピンクやホワイトをもらい、モルにそっくりでアン王女のような逞しさと凛々しさを持つ超厳しい姉2-5からはブルーやネイビー、ホワイト、100歩譲ってかわいい色はパステルイエローだったと言っていたし、美人な姉が3人もいて密かにピンクが好きなジャックみたいな息子がいないと、男の子の家庭でピンクを買うのは稀だよね😅😅😅
ここイギリスでは男の子なら色はブルーで女の子ならピンクだとされることが多く、子供服を買いに行っても男の子でピンクのTシャツなどはあまり置いていません😇😇😇
最近は某貴族の紳士が兼ねてより好きだったピンクを全面に出しながらも上品にまとめたファッションを披露したことで、男性でもネクタイやシャツ、ハンカチにピンクが出回り始めたかな?😊😊😊✨
子供の頃からブルーが大好きでそれ以外は絶対に認めなかったゼノも、今ではピンクのハンカチを一枚だけ持っています😊😊😊💕
ウィルおじさんが5歳から21歳まで大切に使い、その後も実家で20年の時を過ごしていた棚はイザベラによって少しデザインを変え、ゼノが引き出しのノブや仕切りの板を外したり新しく足したりして女の子にありがちな荷物を収納しやすく整え、私とイザベラでホワイトのペンキを塗り、乾いたら今度は私がピンクのペンキでお絵描きをして、魔のドッテルたちが万が一にも「超乱雑」に収納した場合でも中が見えないようにクロス(布)を貼り、裏目からしっかりとピスで固定したら完成😊😊😊💕
DIYが苦手なイザベラのやや難解なリクエストもスマートにこなしちゃうなんて、やっぱりゼノのDIYスキルってパーフェクト😊😊😊💕
みんなでペンキが乾くのを楽しみに待ちながら、今日のフィーカにしたお菓子はこちら。



Mini Tartelettes.

私は子供を授かれるなら絶対に女の子も一人でいいから欲しいので、今日はウィルおじさんのドッテルたちとテディおじさんの養女たちが好きそうなものを厳選し、小さなベリーのタルトを焼いて持って行きました😊😊😊💕

ブルーベリーとラズベリーの下にはイギリス人が大好きなカスタードクリームがたっぷり😊😊😊💕
アレルギーが豊富でデパートクラスのゼノも楽しめるように、タルト生地からカスタードクリームまでの全てがハンドメイドです😊😊😊💕
ドッテルと養女たちに加え、おじさんたちやイザベラに来ていた友達も喜んでくれて良かった😂😂😂

ペンキが乾くのを待っている間にウィルおじさんが走り回るようにして子供部屋を片付け、料理のレパートリーは5つしか持っていないけど家事なら超得意なイザベラがフィーカで使った食器を片付けてくれて、気になる魔のドッテルたちはこちらも稀に見る破壊神っぷりからリビングを盛大に散らかし、悲鳴を上げたウィルおじさん😂😂😂
もともとウィルおじさんとイザベラがキャンプなんてものにトライしたら「心優しい再生の神」であるウィルおじさんと「笑顔の破壊神」になるイザベラだからその血を引いていれば簡単に予想が付くもので、かつてはハリケーンのように散らかすことに余念がなかった私には「なぜそうなった?」が非常によく理解できるので、これはご近所で大評判の超おてんば娘にはよくあることでしょう😂😂😂
でもほら、私なんて勤務していた日本の会社でも掃除と片付けが上手でスピーディーだとよく褒められたものだし、何なら他人のデスクやトイレまで掃除して片付けて回るのが日常だったから、こういった破壊神の方が将来的には家事も育児も上手にこなせるようになるんです😅😅😅
魔のドッテルたちには、近い将来に期待!😂😂😂
ペンキが乾いたらドッテルたちのリクエストを聞いて今度はイースターらしくピンクのうさぎさんを描き、ホワイトとグレーでデザインされたクロスを取り付けたら完成しました😊😊😊💕
子供がいる生活って、周りの大人たちまで楽しくなるよね😊😊😊💕
片付けや家具の移動も終わり、棚が完成したあとはみんなでピザを作って食べてから解散😊😊😊💕
あれこれ動いたら筋肉痛もどこかに行ったし、即席のパーティーみたいで楽しかった😊😊😊💕

帰宅してみるとこちらもディナーを終え、ドローイングルームのソファで寛ぐイギリスが生んだかわいらしいプシュケのリアムとギリシャが産んだ天使のヴァシリオス😊😊😊
そこには仔犬のアーサーもリアムに大好きな膝枕をしてもらいながらうとうとしていて、どうやら二人は「ヒュッゲなティータイム」(カフェヒュッゲ)を過ごすことができた様子😊😊😊💕
ヴァシリオスはギリシャ出身だけどモルがイタリア人だったから習慣で子供の頃から料理を習っているし、リアムも尽くし上手で周りのお世話が得意だから状況に応じて本当によく気づいて手伝ってくれる息子だし、リアムに世のモルたちをも遥かに超える無償の愛で手厚く慈愛に満ちた看病をしてもらったお礼がしたかったヴァシリオスも、心置きなく腕を振るえたことでしょう😊😊😊💕
料理ができるっていいことだよね😊😊😊✨
アーサーはやっぱり賢い8兄弟の末っ子に生まれた一番賢いパピーなだけあって、甘えるのも上手なんだから…😂😂😂
これもたっぷりかわいがってもらえる仔犬のアーサーにとって、リアムやヴァシリオスは「ヒュッゲなお兄さん」ってところかな?😊😊😊✨

God natt...