今朝はまだベッドでゴロゴロしていようかと思っていたら、一家に「ぎゃー!」という超特大の悲鳴が響き渡り、起きていた私と夫の下級生で秘書候補のヒューゴ、そして夫のゼノが勝手にお兄ちゃん代わりにしている同居人のジャックは大慌て。
どんなに騒がしくても、寝ている夫😂😂😂
悲鳴を上げたのはここ連日大活躍している超イクメンで居候している末っ子リアムと思われ、声はスタッフルームの方向から聞こえて来ます。
急いで行ってみるとそこには雇用しているボディガードで天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスが血まみれになり、ついでに夜中はハグと添い寝を提供していた賢い仔犬のアーサーもかわいいお顔が真っ赤に染まっているし、もう一人のボディガードで脳みそ筋肉なジョージおじさん(ハゲ頭)はその光景を見ながら大爆笑😂😂😂
ちょっとハゲ頭、笑ってる場合じゃない…😂😂😂
見ればヴァシリオスが大量の鼻血を吹き出していたので、ここはよくゼノの鼻血を止めてくれる天才のジャックにお願いしたんですが、なかなか止まる気配がありません😅😅😅
すると腕を組んで見ていた悪ガキのヒューゴが静かに口を開き、「あれじゃないですか?ほら、何でしたっけ?女性で生理が終わると頭に血が昇ったりする不調みたいなものがあったじゃないですか」と言い放ち、プチギレたヴァシリオス😂😂😂
ヒューゴって本当にデリカシーが欠片もなくて、男としてサイッテーなんだから😂😂😂

やや脳みそすっからかん疑惑があるヒューゴが言いたかったことは「Menopause」(月経閉止)のことを指していて、ここ数日間はヴァシリオスがアンドロギュノスという遺伝子異常から男の子にして女性の生理を経験する災難に見舞われていたので、もしかして一回で全ての始まりから終わりまでをこなしているのではないかと考えてのこと😂😂😂
可能性はゼロとも言えないけど、そんなに急な変化が訪れるわけないじゃない😂😂😂
ヒューゴは養子の三男で兄が二人いた末っ子だからモラハラ過ぎた養親たちがあまりにも高齢だったことで女性の閉経を知らず、まるでジェットコースターのように急激な展開が引き起こされるんだと思っていたそうです😂😂😂
ブチギレたヴァシリオスは「僕を高齢女性と一緒にしないでください。あなたより若いんですよ?」と静かに怒り狂い、こちらも美人な姉たちが3人もいる末っ子のジャックは「エリートだと基本的なことを知らないのかな?」と苦笑い😂😂😂
結局…やっぱり超イクメンの末っ子リアムが「バジル、まずは座りましょう!」「今だけ少し冷やしましょうね!」と大健闘を繰り広げ、1時間ほどでようやく鼻血も止まりました😊😊😊✨
アーサー、お顔だけシャンプーしないと😂😂😂
あちこちから怒られたヒューゴは、ヴァシリオスに「ここまでEmpty Headedだとは思いませんでしたよ」と呆れられ、脳みそ筋肉すぎたジョージおじさんは何を見ても大爆笑😂😂😂
ジョージおじさん、「キングはクイーンとグランマがセットになっちゃいましたね!」なんて言って、ギリシャの末っ子を怒らせないでよ😂😂😂
最後まで起きて来なかった夫のゼノだけが平和に過ごすことができた、今朝の朝食はこちら。



Sweet Apple Bread with Nut and Chocolate. 

アップルの生地にナッツとチョコレートを入れ、甘いパンを焼きました😊😊😊✨

今日はその…リアムが作った愛情たっぷりの看護メニューを先に出すと私のしょぼさが際立ってしまうので、まずは私が作った朝食を…😅😅😅

日を追うごとにイクメン度が増しているリアムには全く敵いそうもありませんが、夫を始めとする一家の男の子たちが健康であるよう願って料理をする気持ちはあります😂😂😂

リアムが放った、あの言葉を聴くまでは…😂😂😂

私に足りないものを全て兼ね揃えている超イクメンの末っ子リアムが作った、慈愛と献身に満ちた愛情もたっぷりの病人メニューがこちら。



Strawberry Oatmeal.

ヴァシリオスは何日も激痛に耐え続けたことでやつれてしまったので、減った体重を取り戻させようとリアムが奮闘した結果、こんなにもかわいらしいストロベリーのポリッジが完成しました😂😂😂

ポリッジにはロールドオーツ、アーモンドミルク、ストロベリー、メープルシロップ、バニラ、ココナッツ、ゴールデンベリー、プロテイン、ビートルートパウダー、グラノーラ入り😇😇😇

超イクメンの末っ子リアムがここまでの甲斐甲斐しい献身を見せるにあたり、疲れ知らずの秘訣は「僕にできることはこれくらいですからね!やりたいことしかできない性格だから疲れないんですよ!」と言っていて、この優秀さと素晴らしさは筋金入りだと感じてなりません😂😂😂

そんなリアムが人生のお手本にしているのは、意外にも「きっとマムですね!」といい、その理由は「あれくらい逞しくないと、長い人生を楽しく過ごすなんて難しいでしょうからねぇ…」と、妙に全てを悟っているところもパーフェクト😂😂😂

末の一人息子には情けも容赦も血も涙もないどころか、配慮の欠片もなかったことをようやく自覚したモルだけど、本当にいい教育をしています😂😂😂

リアムのモルって、適当さと雑さなら伝説クラスなんだから😂😂😂


今日は日頃から副業に励んでいる夫のゼノを連れ、午後からロンドンのピカデリーにお出かけ。

日本にいるメグとユイが6月にそれぞれの恋人たちと結婚する運びとなったので、Wedding Listに載っている商品を夫婦で買いに行くという楽しみを満喫してきました😊😊😊💕

リアムは全くの別件により、なんと「モル」から買い物に付き合うよう言い渡され、嫌だと駄々を捏ねまくった末にようやく出発😅😅😅

「マムとお出かけしたくないですよぉ…」「僕が荷物持ちじゃないですかぁ…」「マムの方が逞しいんですけどぉ…」と泣き、ティーンエイジャーの頃に初恋を経験したお兄さんでもあるゼノにご褒美をチラつかされ、ヒューゴに「家族がいるだけマシじゃないですか。僕なんてジョージが一人いるだけなんですよ?」と呆れられ、根が素直でいい子だからそれもそうだとお利口に聞き分けたリアム😂😂😂

しかしこの末っ子は私に「マムより僕の方が体重だって軽いのに、荷物持ちは僕なんですよ?」と密告してしまい、あのモルならお尻と胸だけで末の一人息子を圧迫しそうだと察した私に対し、常に紳士のゼノは「リアム、女性の体重を引き合いに出すのは男として失格だと教えただろ?」と諭す姿はやっぱりお兄さんだったというか、手のかかる悪ガキたちのお世話をしていただけあります😂😂😂

本当にリアムのモルって羨ましいほど超安産体型で身も心もどっしりと構えていて、この時代に6人の子供たちを全て自然分娩で出産したなんてあまりの優秀さに、もうビックリ😂😂😂

しかも姉が5人もいて、女の子が欲しい私には羨ましい限りです😂😂😂

モルとリアムを二人きりにするとすぐくだらないケンカをして、必ず息子が惨敗してグーパンチ。

末っ子には例え性的マイノリティだと知っても逆襲することに忙しかったモルだけど、これだけ優秀で賢く聡明であり、ホスピタリティも充分で人としても素晴らしい末っ子を育て上げたなら、いい教育を受けさせた両親の一人でしょう😊😊😊✨

今回私がゼノと買いに行ったのはこちら。


※写真はFortnum&MasonのOnline Shopから。


Fortnum&Masonのブランケット。

ユイから結婚と同時に会社を退職して引越しもしたあと、新たな環境でやりたいことはピクニック!という話を聞き、ここは夫婦で一緒に贈るプレゼントだからと張り切って来ました😊😊😊💕

リストを決めるまでにも相当な時間がかかっていたユイからスウェーデンのクリッパンとかなり悩んでいると事前に相談され、「家庭で使うブランケットならクリッパン、外で使うならF&M」とアドバイスしたらこちらに決定😊😊😊✨

ピクニック専用を選ぶメリットはベルトが付いているから外で落としても広がりにくく、コンパクトにまとめてから持ち運ぶことができます😊😊😊✨

クリッパンもスウェーデン人なら誰でも知っているほどの人気で歴史も長く、ウールも質が良くて雪国生まれの商品なだけあって非常に温かいから一枚あると快適に過ごせるんですが、グリーンの芝生に映えるデザインといったらF&Mかな😊😊😊💕

仔犬のアーサーと黒猫のビョーン坊やは寝る時にクリッパンのスローを使っていて、頬を擦り寄せて眠るアーサーと両手で踏み締めながら眠るビョーン坊やの姿は本当にかわいい😍😍😍💕

ルシアお嬢様?😇😇😇

彼女は「羊のスロー?まあ、悪くはないわね!」といったところで、ゼノが使っていなければどんなに高品質な商品であっても見向きはしません😇😇😇

世界最高峰クラスとエベレストほどあるプライドから私を虐げることに余念がなく、大好きな浮気相手のお兄さんとして超美少年のゼノに愛をささやき、上手にお世話してくれるリアムのことはまるでフットマンか執事のように扱い、適度に距離を置くジャックには美青年だから振り向いてもらおうと媚を売り、犬猿の仲でもあるイケメンのヒューゴには毎晩のように蹴りを入れ、興味がないというか恋人のカッサンドラが本物の猫より気まぐれだからお嬢様には見向きもしないダディのセバスチャンにはストーカー行為を繰り返し、天使のような見た目から最近気になっているヴァシリオスには自身が末っ子で周りに愛想を振り撒くタイプではないから擦り寄っても相手にされず、仕方がないからどんなに虐げても大爆笑しているジョージおじさんにお世話をさせている、ルシアお嬢様😅😅😅

あの図太さは見習いたいところです😂😂😂


帰宅してブランケットを汚さないうちに片付けたあと、今日のフィーカは超手抜き。

というのもモルと出かけていたリアムの方が早く帰宅していて、末息子にだけは超厳しいけど他には超優しくて気配り上手なモルがリアムにケーキを買って持たせてくれていたので、今日はそちらを楽しむことにしました😊😊😊💕

私には女だからさらに一層優しく、いつも配慮と手厚い気遣いを忘れないモル😂😂😂

リアムはモルがいると生きた心地がしないなんて言ってるけど、こうして家族みたいに接してくれる温かい人がいるのは一つの財産だよね😊😊😊✨

そしてフィーカの真っ最中に話題となったことはヴァシリオスの誕生日プレゼントで、ようやくリクエストを聞き始めることができたから私たちもホッと一安心したところです😊😊😊💕

4月に誕生日を迎えたら、超イクメンの末っ子リアムと同じ年齢になるヴァシリオス。

まだ若いのに家族と親族の全てを亡くしているから誕生日とはいえ母国ギリシャに帰ることもなく、ゴッドファーザーも亡くなってすでにいなければゴッドマザーとは不仲で会うのは避けないといけないということだし、ここは私たち一家も一つのファミリーとしてお祝いするのがベストでしょう😍😍😍💕

パーティー大好き😍😍😍💕

そこでヴァシリオスにプレゼントのリクエストを聞いてみると、こちらも美しい容姿にして無欲なのか特にないと言われてしまい、リアムに至ってはここ連日の手厚く慈愛に満ちた看護のお礼を一生してもしきれないほどだから何も用意しなくていいと言って、頭を悩ませた私たち😅😅😅

そもそもヴァシリオスって話から伝わって来るけどギリシャではかなり裕福な家庭の末っ子に生まれ、愛情いっぱいに育っていたことが伺えるから高価なプレゼントよりも「何か特別なもの」を好む青年だろうということくらいならわかり、そうとなれば徹底的にヴァシリオスの周辺からも同時にリサーチを重ねる必要があることも伺えます😂😂😂

しかし、持つべきものはジョージおじさん。

スコットランドの警備会社に何らかの嫌気が差して退職し、ここロンドンに引越して来たばかりだったヴァシリオスをうっかり拾ってしまってから一緒に転職したあとも同僚として頑張っているので、「キングはですね、いつもこう言ってるんですよ!」と教えてくれたこと、それは日本で「サムシングフォー」と呼ばれているマザーグースの替え歌😂😂😂

なぜかジョージおじさんが歌うと、別の物になるんだけど…?😂😂😂

※このおじさんは音痴でも豪快に歌うタイプ。


あのサムシングフォーと呼ばれている歌には、こう書かれています。

"Something Old, Something New, Something Blue, Something Borrowed, and A Sixpence in your Shoe."

(何か古いもの、何か新しいもの、何か青いもの、何か借りたもの、そして靴の中の6ペンスコイン。)

そこで以前これをヴァシリオスが言い換え、ジョージおじさんが歌い出したものはこちら。

"Something Nostalgic, Something Memories, Something Happy, Something Hygge, and Something lagom in my mind."

(何か懐かしいもの、何か思い出のもの、何か嬉しいもの、何か居心地がいいもの、そして心の中の何かちょうどいいもの。)

こんなことを言うなんて、実は悪ガキのヒューゴと同じで極度の寂しがり屋なんじゃない😂😂😂

MemoriesをMinnenに、HappyをLykkeにしたらパーフェクトな北欧だよね😊😊😊💕

ここは北欧の出身でスウェーデンの国民としても、私が尽力して叶えてあげましょう😊😊😊✨

ヴァシリオスはジョージおじさんがヒューゴにバラしたと知った瞬間からそれはそれは鬼のような形相でブチギレ、聞いたヒューゴはニヤニヤしながら「だから君はリアムとベタベタしてたんですか?」と笑い、「本当にギリシャの男って素直じゃありませんね。同意の関係ならオープンにしてもいいんですよ?」と諭していますが、ヴァシリオスの真意とは「あなたにだけは言われたくありません」といったところなんだろうね😂😂😂

ヒューゴはこちらも同じく超イクメンの末っ子リアムに「またヒューゴはバジルに意地悪して…」と白い目で見られ、「今度ヒューゴが熱を出したら、看病せずに放っておきますからね?」とはっきり申し渡され、ようやく失態に気付いた頃には遅過ぎたようです😂😂😂

本当に、配慮とデリカシーが足りないどころかゼロの大バカ息子なんだから…😂😂😂

約2ヶ月後に迫ったバースデーパーティーも張り切ることに決めた、今夜のディナーはこちら。



Greek Pasta.

ようやくヴァシリオスの生理も終わりが近づき、激痛を伴っていた生理痛もやっと穏やかといえるレベルまで落ち着いて来たと言っていたので、今日はギリシャのパスタで痩せた体重を取り戻すことに専念してもらいました😊😊😊✨

パスタにはオルゾ、レッドペッパー、ズッキーニ、トマト、香り付けにバジル入り😊😊😊💕

ヴァシリオスは今回の体調不良でゲッソリ痩せたというか、もともと太れなくてモデルのようなほっそりとしたスタイルだったのにも関わらず、なんと今朝リアムが確認させたら181cm/62kg😂😂😂

これでもボディガードとして自分自身に超厳しいノルマを課して鍛えているからかなりの筋肉を養ったあとで、お腹なんて6つに割れているというのにこの細さ…😂😂😂

人生で67kgを超えた経験がないと言っていたことから考えると、病院でモルヒネを打つほどだった激痛に耐え続けたことで1日1kgをベースに減ったことになります😇😇😇

8代前にギリシャから嫁いで来た女性がいるゼノも人生で178cm/55kgを超えた試しがないというガリガリ人生まっしぐらだし、ギリシャの血を引いていると太りにくくて痩せやすいのかな?😂😂😂

そして今日も夜まで炸裂していた、献身的な超イクメンの末っ子リアムが持つホスピタリティ。

なんと料理の腕を上げ、作っていたものはこちら。



Greek Green Bites.

これは「ギリシャのダンプリング」と呼ばれるベジタリアンメニューの一つで、スプリングビーンズにレッドオニオン、トマト、フェタチーズ、パセリが入っています😂😂😂

リアムは作る前、「バジルは野菜とフルーツが主食ですからねぇ…」「食べていなかったから、お魚はまだ胃に負担がかかるでしょうねぇ…」と悩み、頭を働かせるところは完璧なモル(お母さん)😂😂😂

毎回「うーん…」と言いながらも上手にインターネットで調べ上げ、わからない言語があれば私に聞く程度で作り終える優秀さ…😂😂😂

これはもう、リアムのモルは「育児の成功者」といったところでしょう😂😂😂

末っ子が慈愛に満ちたお世話上手なイクメンだと、生産性が高くて本当に助かるよ😂😂😂


夫のゼノも優しくホスピタリティに溢れ、大切な人にプレゼントを選ぶのが得意で上手。

ヴァシリオスの誕生日プレゼントを何にしようかと考えていたところ、ここイギリスの4月はどんな気候だったかを子供の頃から肌で知っているからまだまだ寒いことを踏まえ、「ヴァシリオスにもHygge Boksを用意してあげないか?」と提案してくれたので、こちらはあっさり決まりました😊😊😊✨

Hygge Boksとは「ヒュッゲな箱」という意味で、デンマークの友達が教えてくれたヒュッゲのためのアイテムを詰めた箱のこと😊😊😊💕

つまり自宅でヒュッゲな時間を過ごすのに必要なキャンドルなどのお気に入りを揃え、詰め込み、備えるために使います😍😍😍💕

友達はトランク(旅行カバン)に詰め込むと便利だと教えてくれて、ゼノにも用意してあげたらすごく喜んでくれた思い出の詰まった一品😊😊😊💕

いつも本当に周りのことを考え、いいアイデアをくれてありがとう、パピー😊😊😊💕

そうとなったら早くオーダーしないと、場合によっては4週間かかるんだけど…!🥶🥶🥶

ああ、焦る…😂😂😂


God natt...