昨日はごめんなさい。
あれから友達のリズやボディーガードのアドルフがたくさん話を聞いてくれたおかげで完全とはいえないけどメンタルも落ち着き、恐らくだけど現実を飲み込んで理解し、前ほどの明るさやポジティブさは出せなくても冷静さだけは取り戻しました。
今はスウェーデンから駆けつけてくれたママと、グラニーとトラブルがあった時は別の場所にいて気づけなかった叔父のシド(退役軍人)も来て一緒にいてくれて、夫のゼノも心配して頻繁に連絡をくれています。

仲のいい人たちも変な時間にポストしたのにみんな連絡をくれて、本当にありがとう。
スウェーデンにいるお父さん、ゴッドマザーやゴッドファーザーたち(※私には事情があって2人ずついます)、友達の美女たちや幼馴染、彼らから連絡を受けた高校時代のクラスメイト、先生、以前勤務していた会社のCEOや上司、同僚、部下たち、元恋人たち、そしてここイギリスにいる幼馴染や多くの友達、一家の住民たちも連絡をくれて、どれだけ心強かったことか…。
あの後グラニーに怒ったゼノが人生で初めて怒りを露わにしたとセバスチャンから聞き、いつもと同じで決して声を荒げたり手を出したりといった粗野な真似はしなかったけど言うことは全て本気で言い、家族だからとか騙されてのことだからとか一切構うことなく、セバスチャンに一言添えた上でグラニーを警察に通報したそうです。
仲のいい人たちだけが知っていてくれればもうそれでいいと思うから細かい配慮や気遣いは一切しませんが、とりあえず昨日あったことはこちら。
※ヘイトメッセージ、誹謗中傷、嫌がらせは全て記録した上で警察に通報し、その場合はここイングランドの法でも罰せられるからね。

今回の件で唯一の救いだったのは、お父さんの放った「世界で一番かわいいドッテルは可憐な淑女に育てないとなぁ!」という世のファルたちの夢を、シドが盛大に勘違いして「戦車か機関銃」「一度発射したら二度と戻って来ないタイプのミサイル」なんてエリート軍人仕様に育て間違えてくれたおかげで、己を奮い立たせる術も多く学んだことを思い出したら勇気も湧いて来ました。
ただちょっとショックが大き過ぎて感覚がまだ少しだけおかしなままなのか、「心配かけたからみんなを笑わせないと」という気持ちがいつもより強くなってしまい、何とか考えているけどなかなかいいものが浮かびません。
今はリズたちがきめ細かなケアを施してくれたおかげで体の震えも収まり、昨日はほら、私ってば命と家族と友達と同等くらいに大切なスマートフォンのバッテリーが40%を切ってたじゃない?
それについてはリズが昨日のうちに電話でゼノに伝えてくれていて、警察とのやり取りなどを全て終えてからこちらもボディガード同伴で届けに来てくれたので、今はたっぷり使えます。
夫が届けてくれたものはテディベア(Why?)、スマートフォンの充電コード、着替え、ビデオカメラ、コスメ、居候のリアムがくれた美容グッズ、お気に入りのリコリスキャンディ、そして…そして…そしてなんと、なんと賢い仔犬のアーサー!😂😂😂
一晩いなかったから心配したのかアーサーは私を見るなり飛び付いて来て、「お姉さん、お姉さん見つけた!」と抱っこのおねだり😍😍😍💕
やっぱりアーサーもゴールデン・レトリーバーらしく、抱っこが大好き😍😍😍💕

Empty Headedというものは世界各国に一定数いるから一応断っておくと、今回の件は「まだ」報道されていません。
ここイギリスでは「役所のスタッフが仕事中、ティーンエイジャー5人組に殴られて1週間の入院」とか「ティーンエイジャーが幼女の半裸を撮影、補導」や「白人が有色人種に軽傷を負わされた」くらいは報道しないんです、あまりにも多いし人種関係はギリギリの発言をすると訴えられるから。
逆に「役所スタッフがティーンエイジャーを殴って負傷」や「白人が有色人種を殴って負傷」は「大人が子供を…」と「差別だ!」になるから報道しやすく(なおかつ記事が売れやすく)、「有名アーティストが殺害予告を受けた」はファンを守るという理由でアーティストサイドが報道するよう呼びかけることもあるそうですが、「会社社長の白人ワイフが有色人種に殺害予告された」は危険性を高めてしまうという理由で原則報道しないことが多いので(一部例外あり)、警察の対応としては警備の具体的な指導や対策、マニュアルの提供、パトロールの強化、通報を受けたら必ず急行すると約束した上で、「ボディガードを雇うように」とアドバイスされます。
これね…最初はギャグかと思ったよ。
なぜ白人がメインの国で白人が被害に遭ったら言えなくて、有色人種が被害者の場合はOKなのか?
しかもこの有色人種も「黒人」だとまた違う扱いをしやがってス○クの野郎…と秘書のスティーヴがブチギレていたし、特定の人種だけを守ってあげすぎるのは問題でしょう。
まだスウェーデンの方がハッキリ物言うよ😂😂😂
ニュースで「禁止大○」とか😂😂😂
ただしこちらはあくまでも「報道」だけでの話であり、「訴訟」となったら話は別。
ご近所では過去に「○国人から殺害予告」されたことがあるギリシャ出身の奥様や「ア○ブ人に殺害予告」されたモナコ公国出身の奥様(超美人)、「パ○○○ン人に殴られ重傷」を負った英国夫人、「○国人に会社のお金を横領」されたカナダ夫人はそれぞれ報道されないまま告発し、さらにその全てで訴訟を起こし、相手は大敗したそうです。
殺害予告は逮捕及び国外追放、傷害罪は事が事だっただけに逮捕されて刑務所入り、横領も刑務所に服役した末に国外追放…と、まだ「実名と顔写真を公表した上で報道されて社会的制裁」に納めてもらった方が犯人たちとって良かったのではないかと思うのは、私だけでしょうか?
お金はかかるけど顔なら美容整形、名前なら改名で生まれ変わったりとかできるじゃん…😂😂😂
だってシド(空軍中佐)の話では一度国外追放されるとその後はいかなる場合も再入国や経由ができないし、場合によっては追放先が「言葉も知らない母国以外」なることもあるなんて、まだ社会的制裁の方が優しいんじゃないの?😂😂😂

こうして頭の中だけは今日も元気良く回転させていますが、実はグラニーのせいで顔が腫れてしまい、現在口を開けると激痛が走る状態です。
よくもやったわね、グラニー。
端正な作りをしたあなたと違って元の作りが雑なのよ、私の顔は…。
私ってほら…シドの悪さしかしない主義をした3人の息子たちに木登りしてたら落っことされたことが何度もあって、その度に顔面から転落しているから顔と首だけは痛みに強くて耐性と免疫があって。
それにスウェーデンの地元ストックホルムではご近所で大評判の超おてんば娘だったから「人生、怪我して一人前」と「怪我と病は寝れば良し」という定説(根性論)があるはずなのに、これでは会話ができなくて不便でなりません。
一応私なりにシドの教えを守って「ケンカと異常者は常に冷静を心がけ、感情は捨てろ」を貫いたものの、グラニーは頭のおかしな日本人の嘘に騙されて「かわいい孫息子が嫁に裏切られた」と思って感情しか表に出せなくなっていたので、人間だから時にはこうなることもあるんでしょう。
これについては朝からリズお姉さんが巨大な悲鳴を上げ、寝ていた夫を巻き込んで「冷やす、押す、撫でる」の3点セットを施すほどの大惨事となり、即座にママを呼んだりゼノに連絡したりと大騒ぎ。
ママは過ぎるパリピで61年間の人生を一度も怒ったことなく過ごしたのに今日初めて激怒し、やっぱりチキンハートだったお父さんはママから電話で聞いた瞬間から向こうで一人オロオロ彷徨いて回り、ゼノは一瞬絶句してから「本当に申し訳ありません、俺の責任です。すぐに病院に連れて行きます。もしマリアが俺に会いたくなければ送金しますから、今すぐ病院に連れて行ってもらえないでしょうか?お願いします…」と泣くことなく素晴らしい自立を見せ、ワイフは大喜び😂😂😂
やればできるじゃん、パピー😍😍😍💕
※仕事以外では著しく自立しなかった夫。

スウェーデン人でイギリスのクォーターでもあるママが仕事でここイギリスに赴任していたのは、かれこれ今から20年も前のこと。
過ぎるほどに健康な私を産んだモルなだけあってママ自身も病気一つせずに過ごし、6年の任期中は歯医者さん以外は行ったことなしの健康体。
当時はまだ会社の経営もモルファルがやっていたから頼まれた別の仕事をしていて、ママをイギリスに赴任させた会社の待遇で赴任家族は全員Private Clinicに無料で行けたんですが、実は病院なんて一度も行かなかった超優秀な一家だったので、ゼノに「病院はPrivateに連れて行ってください。GPの受付には***の息子と娘くらいしかいませんから…」と珍しく毒を吐かれても、「どうやってかかるんだったかしら!?」と言ったママ😂😂😂
だめじゃん…😂😂😂
とはいえ私も去年パニックを起こした秘書候補のヒューゴと格闘したら「利き手の小指を骨折、しかも手首までヒビ」という大惨事になったけど案外ドクターが言うより早く治り、完治までに12週間はかかると言われたのに8週間ほどで治った気がしたからそのまま経過すら見せに行かず、必要になる今日まで病院のかかり方を知りませんでした😂😂😂
でも薬のもらい方は知ってるよ、ヒューゴの代わりに取りに行ったから😊😊😊✨
別にゼノと会いたくないなんてことはないものの(グラニーはちょっと無理)、あちらはあちらでまだいろいろやる事が山積みだろうし、ここは安定のリズお姉さんかな😇😇😇
リズお姉さんが無職で良かった😊😊😊💕
…正確には私と同じで会社CEOの夫を手伝う会社役員だけど、ほぼ専業主婦で働いていないから毎回こう名乗ってるリズお姉さん😂😂😂

リズお姉さんは大の犬好き。
私が病院なんてほとんど行ったことがないから「不安だろう」と仔犬のアーサーを助手席にご乗車させようとしたところ、こちらも大の犬好きな夫が待ったをかけ、決断を迫られたアーサー。
わずか生後6ヶ月にして人生最大の決定を下すにはまだ早過ぎるのでは…と思ったけど賢いアーサーは即決する主義を持ち、「じゃあ僕はお姉さんとお出かけして来るね!」と友の夫にバイバイ😂😂😂
男の友情は、ない😂😂😂
アーサーは立派な男として冒険と探検を好み、お散歩とドライブを好みます😂😂😂
そしてリズお姉さんに手続きしてもらうと「事情が事情ですので…」と10分もかからずすぐに案内されることになり、なんと担当したドクターはまさかの知り合いを超えた同級生…😇😇😇
結婚式に来てくれた子だから今はドクターになったとだけは聞いていたけど、あの大人しくていつも私の後ろに隠れる習性があった小さな坊やがこんな一等地にデビューを果たすなんて夢にも思わず、「何があったの!?」と驚く彼に同じ言葉を返したくなった、私とリズお姉さんでした😂😂😂
でも人間とはわからないもので、超美少年のまま大人になったゼノも紳士的な振る舞いからいかにも都会育ちの都会っ子に見えるのにド田舎大好きだし、「頭にシラミが付いた田舎者」といつもヒューゴにケンカを売られているリアムはロンドンの都会生まれで都会育ちの都会っ子、しかも大学院を卒業するまでロンドンから一度も出たことがなかったし今も出ていない…なんてこともあるし、いつどこで転機を迎えるかなんてわからないものです😅😅😅

病院としても放置できない事情だからと今後の対応についていろいろ希望を聞かれ、夫はどうした?義理のダディはどうした?警察は?弁護士は?仕事の予定は?カウンセリングは希望する?住む場所の安全性は?友達は?母国宛の診断書は必要?と、これでは完全に「DVされたワイフ」の扱いではないかと思ったけど苦笑いしようにも顔が動かず、個人的に言えることは「グラニーの気持ちも理解できるのよ」「騙した日本人が悪いという理由も一つあるよね」「私だって自分の家族が大切だもの」「でも暴力はNOでNGが基本じゃない?」「感情的になったことが最大の原因よね」「決断するとしたら日本人もグラニーも反省するまで絶対に許さない」と、差別といじめとモラハラとサイコパスとDVにだけは決して屈しない姿勢で対応する旨伝え、ゼノのサポートもあってグラニーに対しても「最低レベルで警察」と「訴訟も辞さない」を視野に取り扱ってもらうことにして、なんとか終了。
日本の会社に勤務していた時、年上だけど部下の男性から「なぜ病院という場所は疲れるのか?」という話題を持ちかけられた際、「体力を使ったからじゃない?」と極めて人間的な行動についてのみ回答した私でしたが、実際に経験してみると本当に「疲れる」ものであることは恐らくどの国でも同じであって変わらず、経験から踏まえてそれは「日常なら使わなくてもいい部分の脳みそを使うから」と、一度に症状、程度、仕事や育児、今後の対応と「3つ以上のことを同時に考えるから」ではないかと、私は考察します😂😂😂
場合によっては「一度に2つ」のことを考えても疲れる議題はあるし(例:対人関係の傾向と対策)、考察のテーマを「人生」なんて広い物にしたら一つのことでも疲れるでしょう?
好きなことなら「一度に3つ」でも問題ないものの(例:投資と税と貯蓄)、これが苦手分野や経験の浅い分野(例:怪我と病気)になるから時間を置いて再度経験したとしても疲れるものは疲れるもので永遠に変わらないのであって、これが「病院大好き」という場合は疲れないと思うよ😂😂😂
例えば私が歯医者さんに行っても疲れないのは「褒められた経験ばかり」で痛い思いなんてほぼしなくて済み、痛かったとしてもせいぜい親知らずを抜いた時の麻酔が刺さるあの瞬間程度で、「抜歯後は痛い」も想定の範囲内だから「パラセタモール飲んで寝れば良し」となれば、楽な人生でしょう😂😂😂
歯医者さんは好きだけど病院は好きになれないだろうね、一生😂😂😂
いくら「叔父は外科医」「モルモルは元看護学校の校長先生」「ガンガンは戦争中に衛生担当」なんて一家に生まれても、病院は嫌いよ😂😂😂

病院で処置を受けている間にリズお姉さんがゼノにドクターの診断を連絡し、すでにリズお姉さん宛に送金してくれていたけど心配して来てくれた夫。
今回ゼノが慌て過ぎて私の財布を届け忘れるという凡ミスを犯してしまい(ヒューゴが気づいた)、ママはとっくの昔にイギリスの口座は閉じていたから送金しようにも受け取れず、持って来たスマートフォンの関係でPayPalも使えないことがわかり、ここでもリズお姉さんの口座を借りることにした私は、なんて自立しない女なんでしょう…😂😂😂
それならママのカードを借りればいいのに「私の口座を使って!何も心配いらないわ!」とレートの違いを考慮して使わせてくれて、さらにフルサポートしてくれて、本当に素晴らしい友達に恵まれて生きて来れたことに感謝の言葉しかありません😂😂😂
結局診断としては日本語だといわゆる「打撲」の一種で、急激に体重が落ちたことでもともと少なかった頬のお肉が速やかに衝撃をフォローすることができなかったので、「骨に当たったようなもの」だということ😅😅😅
グラニー、覚えてなさいよ…😂😂😂
ただでさえ目だけ大きくて鼻と口が小さい「シャムの仔猫」か「Merrythought社のチーキーベア」みたいな見た目をしていると言われて大評判なのに、私の顔がこれ以上イタズラっ子のタヌキ顔にしか見えなくなったらどうしてくれるのよ😂😂😂

ここでゼノにとって非常にショックなことがあり、今回ドクターこそ私たちの結婚式に来てくれた友達だったから理解は得られたものの、友達の上司から「ある誤解」をされていたことが発覚。
それは友達が「マリアに不倫なんて、あれだけいつも彼がくっ付いてたら無理だよねぇ…」とグラニーが騙された日本人の付いた嘘について苦笑いしていると、彼の上司は街中で私が「ヒューゴ」と歩いているところを何度か見かけたことがあるそうで、ずっと「ゼノが弟」で「ヒューゴが夫」だと勘違いされていました😂😂😂
あんな手のかかる末っ子が夫なんて、どんなにイケメンでもお断りなんだけど…😂😂😂
たしかにゼノは白人で40歳も間近だというのに21歳に見えればいいくらいの超美少年で、私は実年齢より7-8歳くらいは若く見られるけど決して20代前半には見えず、ヒューゴなんてゼノどころか私より年下で1歳しか変わらないのに38歳くらいに見える鋭い目つきをした強面だから、たまにこうして「実は夫」と「弟みたいな秘書候補」を捉え間違えてしまう人もいるようです😅😅😅
ヒューゴは姉になれてもワイフは無理かな…。
だって本当に手がかかるし度を超えた末っ子だから怖い顔してすぐじゃれつくし、自分がイケメンだとわかっているから甘え上手なおねだり上手だし、あの「何となくお世話してあげなきゃ」という錯覚に陥るのは自分が愚かに思えてしまうので、あの末っ子と夫婦になるなら一生一人暮らしで充分😂😂😂
本当にヒューゴは年上にしか見えないというか、それこそ養子とはいえ裕福な家庭の坊やだったから育ちも立ち居振る舞いも良く、ミドルクラス出身で養親は会社経営者だったからタトゥーとかも一切入っていないものの(このクラスで入っているのは30%程度)、どうしても目つきのせいか黒のスーツなんて好き好んで着ていたら「マフィアのボス」か「若手の殺し屋」みたいに見えてしまい、末っ子としての「真の姿」を知られるまでは気安く声を掛けて良さそうな子にも見えず、モテるから周りの女性たちからは「怖い顔したイケメンのエリート紳士」という評価になっています😂😂😂
あれのどこが、いったいどこが紳士…😂😂😂
5歳レベルの超くだらない下ネタが大好き、下級生のリアムとは同じ末っ子同士ですぐくだらないにもほどがあるケンカをするあの子の、どこが紳士なんでしょうか?😂😂😂

病院のあとは一度リズお姉さんと別れ、ゼノの運転でママも一緒に警察署に到着。
一応今回の件についてはゼノが昨日のうちにグラニーを私に対する暴力で警察に通報してあり、「£100以下の窃盗被害は捜査しない」と働かないことを正当化してはいても「暴力と性犯罪は捜査する」と公表して行動していることは確実なので(※実際は£500の被害でも捜査しないけど)、さすがに事情を知らなかったから「嘘を信じてしまった」は同情に値するものの「暴力を振るった」は確実にアウトであり、誤解だったとはいえ「北欧の女は性にだらしがなくて嫌だった」と発言したことについては事実に反して立派な偏見と人種差別でもあり、「殺害予告をした日本人たちの目の前に放り出す」行為は一歩間違えたら大事件に発展していたことは誰でも予想が付き、警察としては「自分たちのアドバイスが水の泡」に加え、私たちがアドバイスに従ってボディガードを雇ったあとでの出来事だから「早々に解決しておかなかった警察の失態」も問われることは間違いなく、これでは好き勝手している日本人たちに「だって誰もだめって言わなかったもーん!」のようなキ○ガイ発言をさせる「隙を与えた」とも捉えられ兼ねないから、今回ばかりは真面目に働いているようです。
そうは言っても私の顔が腫れた程度ならいわゆる軽犯罪の類いでグラニーが逮捕されるようなことは当然なく、取るべき対処としては日本と同様に「交渉して和解」か「訴えて接近禁止命令を発行してもらう」のどちらか一つ。
個人的には謝らなくていいから「反省して!」が最優先なのは変わらず、事実に反した発言については人種差別で訴えて悔い改めてもらい、それ以外については特に責めるつもりもありません。
あら、充分責めてるかしら?
これでもかなり優しい対応よ、こちらでは。
ここイギリスは命の恩人でもあるFirst Aiderを「気に入らない」だけで訴える人間も多いんだから。
ただちょっとこうして文章ではさも元気そうにできてはいても心の中ではショックが大きかったのか、あれほど自分の一人息子には手を挙げることなく育て、毒舌で失言クイーンだけど日本人に対してだって決して差別したことがなかったのに、なぜ私にだけはしてしまったのかわからず、私がオッドアイだから本当は結婚したことも喜んでいなくて、一人しかいない孫息子と再会できたからもう私は用済みの女だったということなのか、今はまだ悔しさも加わって直接会おうという気持ちにもなれなければ、会うことの恐ろしさだってあります。
暴力を振るような家庭で育っていないから。
スウェーデンでは70年代には子供を叩いてはいけないと法で定められ、大人同士だって雇用における労使関係だって同じこと。
「イギリスの典型的なお嬢様は馬小屋で育ったのかしら!?」は、ママの人生で初めて出た皮肉でしょう…。
馬小屋で育つとは一見「聖母マリアとその息子、イエス」のような印象ですが、「家畜同然の無教養」という意味で使われることもしばしば。
馬小屋には馬だけ…とは、限らないでしょう?
イギリス人で正真正銘のレイディだったガンガン(great grandmother)は世にも稀に見る毒舌だったのにモルモルとママは滅多に毒舌を出さず(超一級品を持ってはいる)、皮肉を言うことだって本当に稀。
私は毒舌と皮肉ならしょっちゅうだけどね😂😂😂
それこそガンガンと同じで「息をするように毒を吐く」人間よ、私は😂😂😂
でもガンガンのモルで私の「高祖母」に当たる正真正銘のレイディがイングランド一の毒舌だったみたいよ😅😅😅
叔父さんがよく言ってるもの😅😅😅

結婚後にキャプテンといったい何があったのか、「結婚とは神の前で男女が愛を誓い、男は公然の場で生涯に渡る自身の乳母を、女は公衆の面前で神から最初の息子を授かる儀式である」(1993)…なんてブラックジョークもいいところな発言を残してから、悔いなくこの世を去ったガンガン。
この一言を放った時、まだ5歳だった私😂😂😂
これには「世の息子とは自立心に欠けた生き物であり…」が続き、「いかなる場合も低俗な行為を許してはならない」で締め括られているんですが、たしかゼノには(怖がるだろうから)見せないようにしていたはずなのに、日頃からかわいいパピーとしてたっぷり甘やかしておいた成果なのか今日はプライベートだというのに自立心に溢れ、「マリア、グラニーのことは許そうと思わなくていいからな?どんな状況であってもやってはいけないことくらい判断が付いたはずだ。いつひ孫が現れてもおかしくない年齢なんだから、もし良心が咎めるなら俺たちの子供のためだと思ってくれ」とハッキリいい、呼び出されていたグラニーにも私の代理として会い、家族だからといって愛するワイフの気持ちを蔑ろにしてまで許すことは決してしないと言ったそうです。
「マリアも俺の大切な家族だ」と。
合流したダディのセバスチャンもグラニーの超毒舌な一人息子だけど「見損なったよ」と一言だけ言ったそうで、私に「VS(Victim Support)の要請と接近禁止の請求を出しておくんだよ」と言い残し、珍しく今回ばかりは「必要なサポートはするから、マリアを愛しているなら自分で守ってみなさい」とゼノに一任しました。
ナンパしながら現れたややパリピな警察官は自身もナナ(おばあちゃん/イングランド南部の呼び方)とは法的に絶縁しているからと働かなくて有名な割には親身になってアドバイスをしてくれて、私がスウェーデン人だからイングランドの法には詳しくないだろうといくつか対応の仕方も教えてくれたので、今回ばかりは「少しだけ弁護士と相談する時間をください」とだけしか言えなかった私は、なかなか優柔不断で勇気のない女でしょう。
ただそれこそ人種の違いで「何があっても暴力は厳禁」のスウェーデンと「相手が怪我をしなければOK」の感覚があるイギリスでは考え方にも違いがあって当然のことだから、2-3日で答えを出します。
スウェーデンとイギリスの違いで一番困るのは「ジェスチャー(ボディランゲージ)は使わないことがマナー」のスウェーデン、「会話にジェスチャーを織り交ぜることが自己主張」のイギリスだと、話すだけでも疲れるんだよね😂😂😂
よくこんな違いがある国にトータル10年も留学してたよ😂😂😂
※ゼノの配慮で、一家は全員私と話す時だけジェスチャーを使いません。

警察署を出て、俯いてしょんぼりしていたゼノは私に今日はこれから自宅に帰るのと、もう少し落ち着くまでリズお姉さん宅に泊めてもらうか、どうしたいかと希望を聞いて来たその目は捨てられたパピーそのもの😂😂😂
もう…自分がDVしたわけじゃないんだから、「一緒にお家帰ろう!」でいいのに😂😂😂
ママも今回ゼノが取った行動は男らしかったと高い評価を付けているし、今日は一緒に帰ってお家でゆっくりしようね😊😊😊💕
…しかし大の犬好きなリズお姉さんは騒ぎに便乗して仔犬のアーサーを自宅に連れ帰っているので、どのみち経由して帰らないといけません😂😂😂
リズお姉さんには本当に本当にお世話になりっぱなしで申し訳ないくらいで、いったい何をお礼すればいいかと悩んでいたら「アーサーをくれてもいいのよ!」と言うから、それでは某トスカのラストシーン「お代は私の命で!」をオマージュする形でパロディにして、仔犬のアーサーを差し出すようなものじゃない😂😂😂
「お代は賢くお利口な仔犬のアーサーで!」「僕って安い命!」になるじゃない…😂😂😂
一歩間違えなくてもブラックコメディだよ😂😂😂

仔犬のアーサーをお迎えに行ったらゼノの車の音を覚えているから駆け寄って来て、「お姉さん、おかえり!」とすっかりリズお姉さん一家の末息子になっていたアーサー😂😂😂
まだ幼い息子たちにも遊んでもらい、「お代」のつもりなのかだめなご主人様の私と違って子供たちの「良き遊び相手」と「良き子守り」も担ってくれていたそうで、リズお姉さんからは褒め尽くされるほどの大貢献をしていました😊😊😊💕
そしてリズお姉さんはやっぱり神の化身か聖母マリアか、はたまた現代を生きるマザー・テレサかナイチンゲールだったのか、私があまりにも痩せているから少しでもいいから食べなさいと言って、また今日も私たち一家の分までディナーを作ってくれていて…😂😂😂
夫があり、子供もあり、一家の愛犬も3匹あり、実は仕事もあり、家事だってあるのに私たちのことまで考えてくれるなんて、私は(同い年だけど)リズお姉さんよりも長生きしておばあさんになったら付きっきりで介護をして、天国に行くその瞬間までその手を取り、見守らせて欲しいと思います😂😂😂
私がいたら真面目に死ねそうにないからいらないって言われたけど😂😂😂
いいじゃない、笑い顔で人生のラストシーンを華々しく飾ってから去るなんて素敵😊😊😊💕
一晩ぶりに帰宅したらヒューゴとリアムも駆け寄って来て、「レイディ、心配しましたよ!」とじゃれついてきたほど、まだ移住して1年にも満たないのにこうして居場所を与えてもらい、なんだか久しぶりに大切な家族と再会できたような気分です。
きっとお父さん(元軍人)や叔父のシド(元空軍中佐)も従軍から帰って来たら、毎回こんな気持ちだったのかな…😊😊😊✨
家族の存在と温かさを再認識し、賢くお利口な超かわいい仔犬のアーサーをリズお姉さんから取り返した今夜のディナーはこちら。



パイナップルのチーズボール。

リズお姉さんは私がチーズ大好きだと知っているので、野菜とフルーツとナッツでボールにしてくれました😊😊😊💕

食欲はそこまでなかったけど、リズお姉さんの優しさを1mmたりとも無駄にしたくないという気持ちが働けば、多少の無理をしてでも食べておきたいメニューです😊😊😊💕

ゼノもチーズ好きよね😊😊😊💕


いろいろありすぎ疲れましたが、あまり塞ぎ込んで暮らすことは好きではない私とゼノ。

ボディガードも雇っているんだから明日は少し気晴らしも兼ねて出かけてみないかとゼノが誘ってくれたので、久しぶりにゼノのプランでデートしてみようと思います。

本当に、日本のキ○ガイは…。

まだ***の息子や娘の方が愚かさも単純で、国籍問わずかわいげすら感じるものです。

どんな時も楽しむのが一番。

明日はどこに連れて行ってくれるかな😍😍😍💕