「犬が好きな人」とは一般的に自然を愛し、スポーツやアクティブなレジャーなどにも積極的。
そんなイメージはないでしょうか?
夫のゼノは「俺にスポーツなんてできるはずがないだろ?」と言いながら実は何でもそつなくこなし、生まれつき太れなくてガリガリの体型をしているけどラグビーだって経験して来た子供時代。
ついでにWater Polo(水球)も得意。
今までトライして来たスポーツは乗馬、ポロ、スケート、スキー、ボート、ヨット、クリケット、マラソン、ゴルフ、テニス、水泳、とあるウォールゲーム(フットボールとラグビーの合わせ技?)、とあるフィールドゲーム(フットボールに似た球技)などと本当にアクティブ😍💕
同時にDoble joint(二重関節)を疑われているほどに体が超柔らかく、すでに39歳にもなった大人なのに日頃から何もしていなくても足を横に上げれば頭の反対側まで届き、前に上げれば顔面に、後ろに上げれば後頭部にくっ付いてしまいます。
この体質を活かして大人になってからはロンドンでバレエにもトライしましたが、さすがにいいことばかりではありません。
それは「夫、突然姿を消す」「硬い床で寝るのは厳禁」「開脚しっぱなしは禁物」に加え、なんとたまに股関節が外れていることが発覚😂😂😂
突然姿を消すのはガリガリだから座っているとお尻が痛くなって床で180°を超えた開脚を始め、床で寝ると骨が柔らかいことで骨折する恐れがあり、開脚をし続けるとたまに関節がどこかに嵌まって自力で抜け出すことが困難になってしまう体質😅😅😅
そして遂に昨夜は真夜中だというのに久しぶりに股関節が外れ、いつものように自力で嵌め込む作業に追われること、約1時間。
力尽きた夫はそのまま寝てしまい、今朝は「夫が行方不明」と「夫の股関節が外れる」さらに「危うく肋骨を骨折」と「鼻風邪を引く」のトリプルパンチを超えた事態になるところでした…😂😂😂
何なの、この弱々しい体は😂😂😂
犬好きでアクティブなイメージが台無しなんだから😂😂😂
せっかく冒頭で褒めたのに…😂😂😂

主に遺伝し、人数としては50人に1人くらいの割合で発生していると言われているDoble joint。
特にプロのバレリーナやサーカスの団員になるには必須条件とまで言われているこの恵まれた体質はダディのセバスチャンからではなく、心臓が悪かったマミィのマーガレットからだということで解決していました。
セバスチャンは昔こそお勉強よりもスポーツの方が圧倒的に得意だったそうですが、そこまで体が柔らかいわけではない…なんて言い続けてたのよね、この減らず口の高齢者😅😅😅
今朝一番の驚きはセバスチャンがテーブルにうっかり指を引っ掛けた際の曲がり方で、指の先が手首にくっ付いたんだけど…😂😂😂
それをさも平然と「いつものことだよ」と言い切るあたり、これってセバスチャンもDoble jointなんじゃないの?😂😂😂
息子のゼノも「ダディは自分のことには無頓着だから…」と心配しています😅
もう、本当にビックリした…😂😂😂
ぶつけた弾みで指が外れたのかと思った😂😂😂
そんな焦りを抱えながら作った朝食はこちら。



ロールしたパンケーキ。

今日は中に冷凍のラズベリーとブルーベリー、マジパンを入れてロールしました😍💕

夜中に一人で大きな関節と格闘していたゼノはガリガリだけど甘いものが大好きなので、溜まった疲れをリフレッシュさせるために上からかけたのはヌテラのソース😍😍😍

疲れたときは甘いものに限ります😍😍😍

朝から疲れてるのはパピーだけなんだけどね…😅


今日は午後からから同居人が一人追加になるので、その前に私はジャックと近所の本屋さんに行って用事を済ませます。

ゼノはホームステイしに来ているリヒトと数学のレッスン、ゼノの下級生で秘書候補のヒューゴは本日仕事のためオフィスに出発。

毎回のことながらヒューゴは去り際に「レイディ、帰りに買ってくるものがあったらチャットしてくださいね」と言ってくれたんですが、リーキとセロリを間違えて買って来たイケメンに頼んでいいものなのかとお姉さんは悩む日々😂😂😂

これは末っ子にとっても過去に例がないほどの痛恨のミスとなり、ちょっとでも私やゼノがネタにしそうだと気づくと「今度から気をつけますから…!」と必死😂

午後から増える同居人はヒューゴの下級生だから一番知られたくないと逃げ回り、何とか人生最大の失態が明るみにならないようにと挽回のチャンスを伺っているそうです😂😂😂

裕福で余裕のある家庭だからと養親のモルが家事を一切しない人だったから無理もないよね😂😂😂

今は会社も経営破綻して人を雇うどころではなくなったから、少しは自立して生活していることを願うばかり。

お願いだからある日突然養子の末っ子にお金だけ頼るなんてことはしないでね…😂😂😂

(みんなこれを一番恐れてる。)


本屋さんには仔犬のアーサーも一緒😍💕

賢く頭がいいアーサーは明るくフレンドリーで素直な性格をしているから本屋さんでも人気者😍😍😍

お利口で聞き分けのいい子だから「僕は犬だから外にいるね!」と決して中には入らず、お店の外でしっかりお留守番しててくれます。

店主のおじさんはトレーニングができてるから入っていいよって言ってくれるんだけど、犬と猫が好きな国民が多いここイギリスにも動物が嫌いな人やアレルギーのある人はいるからね😅😅😅

先日犬にアレルギーがある子供がモルの目を盗んで近寄って来てしまって(本当は犬好き)、モルが「あなたは触っちゃだめよ!」と子供に言ったらアーサーは「そんなぁ…!」と傷ついた顔をしていたり、行動の端々で人間の言葉を完璧に理解できる子なんじゃないかと言われるほどの賢さ。

念のためリヒトに言われて確認しましたが、背中にファスナーはなかったよ😂😂😂

なんの前触れもなく背中からおじさんが出てくるとかホラーなんだけど😂😂😂

まだ生後5ヶ月になったばかりのパピーにしては人間レベルの賢さが際立ってるもんね😂😂😂

道行く知らない人がくれるおやつも私にOKしてもらうまで絶対に食べない子です。

そして自立心もたっぷり😍😍😍

夫、見習って…😅😅😅

今日行った本屋さんはこちら。



ハムステッド村にあるWaterstones。

美しい本屋さんとツーリストからも人気です😍

取り扱いは学術書から絵本、音楽までとさまざま。

今回は友達の子供に贈るクリスマスプレゼントとゴッドチャイルドのレオとテオにプレゼントする絵本で取り寄せてもらったものの一部を引き取りに行って来ました😍😍😍

Amazonで在庫があると思ったら突然キャンセルされたりしたから焦った…😅😅😅

本もセールになったりするからAmazonはよく使うんですが、たまにこんなこともあるから頼りきりになるのは心配になることがあります😅😅😅

おじさんにお願いした絵本はこちら。



Jan Pieńkowskieの「The First Christmas」。

1984年に出版された絵本のギフト版ハードブック。

ゼノが生まれた年の絵本😍💕

キング・ジェームズの聖書の一節とともに、最初のクリスマスの様子を美しい絵で伝えています。

キング・ジェームズとは「ジェームズ1世」または「ジェームズ6世」と呼ばれ、この理由はスコットランド王としての在位が1567年7月24日から1625年3月27日まで、そしてイングランド王としての在位が1603年3月24日から1625年3月27日までと主に2つの国で国王を務めたから。

キング・ジェームズは私の母国スウェーデンのお隣に位置するデンマーク=ノルウェー王フレゼリク2世の王女アンとの間に7人の子供を授かり、そのうち3人が成人。

しかしこの王女アンはブロンドが美しい女性でしたが、かなりの浪費家で呆れた国王に「Empty Headed」(空っぽの頭)と呼ばれていたそうです😅😅😅

今のアン王女と大違い😂😂😂

子供たちにクリスマスを祝う理由を教える本としてもオススメです。

今回はこちらを3冊購入。


私は今のイギリス王室のメンバーの中ではアン王女が一番好き😍😍😍

あのご年齢で戴冠式のあとに軍服を着て颯爽と馬に跨る姿は本当にかっこよかった😍😍😍💕

女性にモテるタイプなのかこんなことをスウェーデンにいるお父さんに言うと「リリが怖い女になっちゃうよ…!」と大慌て😅

でもパリピなママは「いつまでも若々しいのは素晴らしいわ!」と言っています😍💕

ゼノが「強い女性の象徴だよな…」と話すのは、その昔アン王女が夫と歩いていたら誘拐されそうになったそうで、お金を要求されれば「王室にそんな大金はない!」と言い切りこれを拒否🥶🥶🥶

銃撃戦の中を夫と車に閉じこもり、中から「夫と一緒に」車のドアを押さえて逃げ切った…なんてことがあったから😂😂😂

王女なのに強すぎる…😂😂😂

当時のチャールズ国王はマスコミにインタビューされた際、「妹ならそうだろう」とコメントしたそうです😂😂😂

今は女性も戦車やトラックを運転する時代。

強くないと生きていけません…😂😂😂


ここハムステッド村にあるWaterstonesはカフェも併設している静かな本屋さん。

本を買ったら今回も店主のおじさんがホットコーヒーをサービスしてくれたので、カフェスペースから外にいる仔犬のアーサーをこっそり眺めて一休み。

トースト色の毛並みがかわいいと見ていたら私たちの気配がしたのかアーサーがこちらを振り返り、「楽しんでね!」と笑い顔をするパーフェクトなパピーだったことにももうビックリ😍😍😍

「ニコッ」と笑うお顔が最高にキュート😍😍😍💕

早く飲んで帰らないと…!

これも賢いアーサーが考えたご主人様を呼び戻すための作戦だったりして😅😅😅

かわいいからこちらも誘拐されないかと心配が尽きません😭😭😭

そしてもう1冊がこちら。



Margaret Drabbleの「At the Pond」。

これは近くのHampstead Heath(ハムステッド・ヒース)というロンドンの中ではかなり大きな公園の端にある、木で覆われたHampstead Ladies Pond(池)で泳いだ経験を伝えるエッセイ集。

「地元の話だから面白いんじゃない?」とジャックが買ってくれました😍😍😍

池の周りはここイギリスの人たちからも泳ぐ以外にピクニックや日光浴にもピッタリと評判で、短い話がまとまっているから寝る前に読む本としても最適と人気の一冊です。

読んでみたらなかなか興味深い内容だったので、友達にも買ってプレゼントしよう😍😍😍


本屋さんを出ると「お姉さん、お帰り!楽しかった?」と駆け寄るアーサーは通行人からも賢くお利口なパピーと大人気。

今日も知らないおじさんがおやつをくれようとしたのを「僕はお姉さんがくれたものしか食べないんだ!」としっかり一度は断り、ちゃんと私に報告してくれる頭の良さには毎回感動の一言。

でも私がOKしたら素直にもらって美味しく食べたかわいいパピーでもあります😍😍😍

おじさんはアーサーのかわいさにデレデレ😅😅😅

周りから賢さやお行儀の良さを「Good boy!!」と褒められることが一般的なアーサーは「cute!!」や「lovely!!」と言われることも大好き😍😍😍

褒める言葉しか見つからないパーフェクトなパピーにみんなが癒され、アーサーも自分が人気者になっているとわかると幸福感もたっぷり経験することができるので、人間たちと関わる犬たちにとってもいい環境です😍😍😍💕

嬉しくなると「おしっこしながら走り回っちゃう癖」だけが唯一の要トレーニング事項😅

トレーニングの進み具合だけを見ればもう立派なドギーだけど、本当はまだ生まれて5ヶ月のパピーなんだもの、仕方がないよね😂😂😂

今日もおしっこ臭くなったアーサー😂😂😂

つまりこれ、放出しながら自分に引っ掛けちゃってる証拠😂😂😂

人間が感じる悪臭は犬たちにとっては立派なコレクションであり、それは高価な香水代わり。

うっかりこんなこと言ったらジャックが爆笑してるんだけど…😂😂😂

アーサーがスティンキーになっちゃう😂😂😂


帰宅すればまるで「賢い仔犬のアーサー、目指せスティンキー!」なんて計画でも持ち上がっているのかと思われるほどに臭いがたっぷりだったアーサーをサクッとシャンプーして、今度はフィーカの準備に大忙し。

アーサーはシャンプーも大好き😍😍😍

静かにお風呂で寛ぐよりはバスタブに定番の黄色いダックを浮かべてとことん遊び、ずぶ濡れのまま走り回るのが最近のお気に入り😍💕

水浸しの床を磨き上げるのはゼノの役目です😊✨

なんでゼノって動物たちから「お片付け要員」だと思われてるんだろう😂😂😂

トイレとリバースの掃除とブラッシングはもれなくゼノにやるよう命じている動物たち。

一番優しい紳士だから?😂😂😂

たまにはおやつ担当にもしてあげて😂😂😂

作ったお菓子はこちら。



クラシックなチーズケーキ。

夫のゼノは気分が人間のときは柔らかくてふわふわした食感、パピーのときは硬くてしっかりした歯応えのものが大好き。

今日は紳士として人間の気分だったので、柔らかいチーズケーキにしました😊✨

夫を犬扱いしてしまうワイフ…😅😅😅

こんなに超美少年のパピーフェイスをした成人男性がこの世に存在していいのかと思い悩む日々を過ごし、たどり着いたのが「夫はパピー」「人間の姿はパピーマジック」という二つの思考。

あまりの美少年っぷりにご近所のご婦人たちからは「一家に4-5人欲しい」と言われ、老紳士たちには「うちの孫娘を嫁に…」と言われています😅😅😅

ハゲ頭たち、私は?😅😅😅

逆にゼノは私が結婚していると知らず、姉か妹だと勘違いしたおばあさんに「息子の嫁に来てくれたらねぇ…」と言われたと嘆いていました😂😂😂

こんなパリピな女が嫁に来たらおばあさんが倒れちゃう…😂😂😂


フィーカのあと、ゼノはピアノの練習。

クリスマスにお呼ばれしたパーティーで演奏する予定だからそのための練習なんですが、夫のパピーはまだまだすごい才能を持っていることが判明!

それはゼノが本格的に練習する前に指を馴らしていたときのこと。

演奏しているのは聞かない約束だけど聞き耳を立てていたら妙に聞いたことがあるメロディーが流れて来て、なんだろうと思ったらTherion(スウェーデンのシンフォニックメタル)の「To Mega Therion」のピアノver.で、なんと弾いていたのはゼノ!😍

音楽の才能にも恵まれたゼノは子供の頃から少し聞いただけで難しい曲も弾きこなしてしまう能力を持ち、楽譜がなくても2-3回聞けばコピーできてしまうという並外れたスキルを発揮する特技まであるそうです😅😅😅

「マリアが好きだから覚えた…」という夫。

耳では絶対音感を持ち、長い指と大きな手を持つ恵まれた体をしているのにピアニストを目指さなかったのはセバスチャンが経営している会社を継ごうとしたからではなく、何よりも「体力に自信がなかった」という弱々しい息子…😂😂😂

お絵描きだって高いスキルからロンドンで有名な本物の画家にプロを目指さないかと誘われても「体力に自信がない」の一言で全てを断り、今では「プロの画家も才能を認める一般人」になったほどなので、この才能を活かす場所は他になかったんでしょうか…?😂😂😂

夫、宝の持ち腐れ…😂😂😂

でも人前でスピーチをしたりは慣れているから得意なことの一つで、案外よく通る声をしています。

これは名門寄宿学校時代に毎年お芝居の主役に抜擢され、立派に務め上げたことで身につけたスキル。

ゼノがマクベスってなんだか似合ってそうで似合ってないんだけど😂😂😂

暴君らしさはかけらもないじゃない?😂😂😂

今でも何か誘われると一度は横を向いて「俺には無理…」って呟くくらいなのに😂😂😂

見た目はナチュラルなブロンドだから王というよりは王子様だもんんね…😂😂😂

それも平和なおとぎ話の。

ゼノに「Frozen」でアナに言い寄るハンスくらいの悪い心としたたかさがあれば、どれだけ人生が楽で生きやすかったでしょう…😂😂😂

※「Frozen」の邦題は「アナと雪の女王」。


いつものように夫の弱々しさを嘆いて平和に日が暮れた頃、仕事が早く終わったヒューゴがかつての下級生を連れて帰宅。

彼の名前はLiam(リアム)。

32歳になり、両親から結婚して後継ぎを残すように言われた彼はやむなく結婚を決めましたが、同性が好きな彼に女性を愛することは難しく、やや両親というよりはモルのプライドを満たすためにほぼ契約結婚に等しい人生を歩み始めたばかり。

ゼノやヒューゴと同じ寄宿学校で学び、正確にはヒューゴの下級生でゼノとはヒューゴの紹介で知り合った関係です。

リアムの初恋相手はゼノ。

ヒューゴも言ってることだけど、やっぱり成績優秀でスポーツもできて優しく人望のある超美少年には男女問わず一目惚れするよね😂😂😂

体とメンタルの弱さを除けば男としてもパーフェクトなパピーだもの😂😂😂

なんで超美形のプレイボーイに育てられたのにこんなにチキンハートなのかしら…😂😂😂

日本の意味でのチキンよ、本当に。

誰よりも臆病で小心者の息子なんだから😂😂😂

お父さんもチキンハートが自慢の巨人だから子供に遺伝したらどうしよう😂😂😂

二人ともワイフはライオンハートと言われて評判なのに…😂😂😂


私のお父さんはスウェーデン空軍の元軍人で戦闘機のパイロットを務め、今でも航空機のライセンスを所持してたまに操縦しています。

2009年から適応になった階級に照らし合わせるとOR-2という一等兵だったファル。

英語だとAir Craftmanになり、なかなか入隊してすぐに昇進できるものではありません。

親族で叔父のシドは同じ空軍でOF-4やÖverste-löjtnantと呼ばれる中佐(Air Commander)まで登り詰め、来年の春にはOF-5やÖversteという一般的には大佐で復帰することが決まっている退役軍人でお父さんの元上官。

18歳で空軍士官学校に入ったシドはお父さんが軍に入隊して来た年にはすでに階級に付き、なぜか空軍に入ったのに「地上1mの高さが恐怖」というだめな隊員を何とか克服することに大成功。

手がけただめな隊員、それはお父さん😂😂😂

なんで高度10,000mは平気なのに地上1mがだめだったんでしょうか…😂😂😂

62歳になった今でも相変わらず飛行機を操縦しながら地面を探してしまうチキンっぷり😂😂😂

シドにはフレンドリーな性格だけどチキン過ぎて戦地に赴いたら真っ先に敵前逃亡しそうな隊員だと言われ、早40年😂😂😂

ジョニー・デップに似たイケメンなのに過ぎるチキンハートと評判なお父さんをはるかに超えるシャイなチキンハート、それがゼノ😂😂😂

いくら世のドッテルはファルと似た人を好きになるとはいえ、過ぎるチキンハートまで似なくて良かったのに…😂😂😂

もう、笑っちゃう…😂😂😂


そんな超チキンハートのゼノとややライオンハートを持つヒューゴの下級生、リアム。

裕福な家庭で3人兄弟の長男として生まれ育った彼が住む場所をなくして私たちのところで同居を決めた理由、それは今住んでいるファル名義の物件をワイフになるお嬢さんカップルに明け渡すことになったから…😂😂😂

モル、息子に厳し過ぎる…😂😂😂

マイノリティに配慮がないどころかする気もないというモルは息子が2週間に1度の頻度でエスコートボーイを呼んで性行為をしていると知った途端に鋼のメンタルが耐えきれず、まずはイケメンの息子を追い出すことに決定。

次いで迎えるお嬢さんはこちらも同性が好きで恋人も女性ですが、こちらはなぜか全く気にならないんだそうです😂😂😂

なんか、スウェーデンにいる幼馴染のガイがよくぼやいているモルみたい😂😂😂

ガイのモルは息子に与えた豪華なレーダーホーゼン(民族衣装)からわかるようにドイツのバイエルン地方ではかなりのお嬢様だった人ですが、マイノリティには配慮するけど自分の息子にだけは異常に厳しく、基本的にケンカの真っ最中に病気や怪我をしたら「お庭に追い出して放置」がモットー😂😂😂

そうなると必ずどこからともなくヴォルのモルモル(おばあちゃん)が現れ、まるで現代のナイチンゲールかマザー・テレサのようにホスピタリティも全開に看病してくれます😂😂😂

結果的にイケメン同士でガイとヴォルは結婚。

その昔「女性と付き合うなら老婆」「デートは病院」「プレゼントは手押し車」という名言を残したガイなだけに、奥ゆかしく上品で慈愛に満ちた老婦人までをも手に入れました😂😂😂

本当に甘やかされた息子なんだから…😂😂😂


リアムは姉と妹が一人ずつ。

すでに結婚して子供がいる二人に後継ぎを頼ることはできず、鋼のモルに「精子は必要だけど息子はいらない」と言われたことでメンタルはボロボロ。

子供の教育に大金を注いでエリート紳士に育てたイケメンの息子の遺伝子なら、残しておきたい気持ちもわかります。

息子の幸せも考えてあげて…😂😂😂


そんなリアムは例によってイケメンですが、女性経験は一切ありません。

男性とならそれなりに経験はあります。

これに関してはゼノも昔から知っていたことで、事前に告知されていたから特に私たちが本人に聞くことでもないというのが本音。

防犯という意味では初めて関わるエスコートボーイをお家にアウトコールするのは控えるようにと約束してありますが、他に言う事もないでしょう。

STI(性感染症)の検査もマメに受けている用心深くて真面目な子です。

モルの厳しささえなければ…😂😂😂

ヒューゴも「リアムのWillyは赤ちゃん」とか言わないの…😂😂😂

くだらない下ネタが大好きなんだから…😂😂😂

ただね、私には気になることがあるんです。

リアムは背も私より低くて171cmしかなく(お父さんより20cm以上小さい!)、痩せて青白い顔をしていて、見るからに病弱そうな男の子。

これで体は丈夫って、その根拠はどこにあるんでしょうか…?😂😂😂

まさかヒューゴと同じで「全ての基本は根性論」とか言わないよね…?😂😂😂

見た目だけなら爽やかな好青年なんだけど、中身は超男らしかったりするのかしら…?😂😂😂


ゼノとヒューゴがリアムの身の回りを整えてくれている間に、私はディナーの準備。

すると背後でワーキングホリデーに来ているパリピなケンとホームステイしに来ているパリピなリヒトが珍しく神妙な面持ちで「なんでイケメンに限ってピュアで男と恋するんだろな…」なんて言うから吹き出しちゃったじゃない!😂😂😂

珍しく真面目な顔をしたかと思ったら…😂😂😂

たしかにイケメンは男性同士で行動したほうが楽だという説はあるよね😂😂😂

そうすれば女の子に騒がれなくて楽じゃない?

そういう玉木宏似のケンは男性同士で行動した方が楽じゃないのかと聞けば「飯行くなら断然男同士が楽だよね!だって食べる量が違うじゃん!」と、こちらも"よくある"一般的な回答。

人間なんてそんなものよ😂😂😂

超長身のケンは国籍問わず過ぎるほどに痩せた女の子はあまり好きではなく、できれば一緒に焼肉やラーメン屋さんに行ってニンニクなんて気にせずモリモリ食べ、飲める子ならビールでも飲んで共通の話題で盛り上がってくれるような子がタイプ。

なかなかおじさん😂😂😂

そこは子供の頃からラグビーをやってただけあって超健康的な思考を持ち合わせています。

高校に進学して体重を20kg増やしたくらいだもんね…😂😂😂

ゼノもそれくらい見習ってほしい😂😂😂

ディナーはこちら。



豆と野菜のシチュー。

モロッコにインスパイアされたレシピで作ったシチューはサツマイモ、ニンジン、ほうれん草、レンズ豆、ひよこ豆、クミン、コリアンダー、シナモン、ジンジャーを使い、乳製品不使用でグルテンフリーのヴィーガンメニューになります😍😍😍

ゼノが持つ赤ちゃんの舌と壊れやすいパピーのお腹にも優しく、温かいシチューは今の寒い季節にもピッタリ😍😍😍

ベジタリアンメニューが大好きな超ヘルシー志向を持つ仔犬のアーサーもスパイスを抜いてあげれば食べられるので(入ってても舐めるけど)、途中までは一緒に作るから私も楽😍😍😍

聞くのを忘れて途中で青ざめたんですが、リアムはアレルギーもなければヒューゴと同じで好き嫌いもなく、何でも食べるお利口さんでした😊

ゼノみたいにアレルギーがたっぷりな子も珍しいんだけどね😂😂😂

スウェーデンの小学校で私たち生徒に「イギリス人は好き嫌いと文句が多い」と教えた先生、私の周りにそんな人いないんですが…😂😂😂

他のことにはバリバリ文句を言っても、作ってあげた食事には誰も文句なんて言いません😂😂😂

何かの間違いかな?😂😂😂

ヒューゴの説では田舎の子ほど言うそうです。

ロンドン生まれのロンドン育ちの都会っ子には、どこに住んでも田舎でしょ…😂😂😂

スウェーデンの海辺に位置するリディンゲだって田舎かもしれない😂😂😂


仔犬のアーサーはお客さんが大好き。

リアムも動物が好きだからこちらもかわいがってもらえたことで幸福感と満足感がたっぷり😍💕

しかしリアムの初恋は夫のゼノで今でも好き。

これには新参者のルシアお嬢様が愛する超美少年を取られると感じて大変お怒りになり、「こちらのお兄さんのことはお姉さんが引き取ってくださらない?」と私に押し付けるスタンスを主張🥶🥶🥶

その超美少年は私の夫…🥶🥶🥶

しまいにはぺちゃんこのお顔で「ふんっ!」と鼻息を鳴らし、「お兄さんは私のものよね?」と夫を誘惑!🥶🥶🥶

嬉しそうにデレデレする夫🥶🥶🥶

あなた、猫なのに…🥶🥶🥶

ちょっと見た目が美人でセクシーだからって…この、泥棒猫…!🥶🥶🥶

お願い、誰か助けて😂😂😂