森ノ宮ピロティホールでの、ロンドン版舞台
「ショーシャンクの空に」
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佐々木蔵之介、國村隼という、私の大好きな俳優のWキャスト。
主役もできるけど、どちらかというと、名脇役として光るタイプのお二人。
原作はスティーブン・キング。
冤罪で刑務所に入れられた若く有能な銀行家が、暴力や筆舌に尽くし難い苦労の中、それでも人間としての尊厳と希望を失わない。
また、そのショーシャンク刑務所での人間模様を描いたヒューマンドラマ。
ハリウッド映画としては、まあ中ヒットしたかな。
男ばかりのステージは、稽古からどんな雰囲気だったかは想像するとして、
絶望しても立ち上がる、主人公アンディのどこにそんな力があるのか。
また、長年彼と触れ合ううちに 諦め希望を持つことも避けてきた調達屋レッドの中に何かが芽生える。
舞台上に置かれたいくつも鉄格子。それが自在に動いて時間と空間を分ける。
暗い色彩。でも、あまり暗く重たく見せないのは演出の妙。
じっくりと見せる2時間半。
ちっとも長く感じなかった。
それは素晴らしい舞台でした。