久々の映画です。


先月のニューイヤーズイヴ以来です。


あーこれでは月イチしか見られない。今年はいかんぞ。

ALWAYS三丁目の夕日’64 ロクちゃんの恋 (小学館ジュニアシネマ文庫)/水稀 しま
¥735
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「三丁目」は、最初から見ていたけど、ザ・昭和のノスタルジィを、VFXで作り上げる事で

懐かしいあのころと、元気だった日本と、古き良き日本の心を取り戻したい!

みたいな気持ちがあったんでしょう。

それにしては、技術を駆使した銀座の風景にストーリーが負けていた感のある前回まで。


あれから5年、子役達もすっかり少年になって

時代の流れを感じさせるけど、今回は ただ懐かしいのではなく

登場人物達がそれぞれ岐路に立って 一生懸命生きる様がとても好感!


最初から「泣けるかも・・・」と思って観たけど

浪花節だけど やっぱり泣ける・・・大泣きしちゃった。

 


鈴木オートは順調に大きくなり、向かいの小説家茶川は少年雑誌の看板作家になり、

ヒロミさんはおめでた。 一平はエレキに夢中、淳之介は東大受験を目指す。

そんな中、鈴木オートに勤めるロクちゃん・六子が恋をする。

相手は以前火傷を診てくれたちょっと遊び人風の外科医、菊池。

内緒でつきあい始めて 外泊した二人に 怒り爆発の則文。

しかし、菊池青年には知られない素顔があった。

一方、学歴こそが一番という茶川に 本当は小説を書きたい淳之介、彼には秘密がある。

ロクちゃんの恋の行方、淳之介と茶川の関係は?

東京オリンピック前夜の三丁目に優しい風が吹く・・・。


冒頭の カメラの長回し・・・そして、視線がおもちゃの飛行機を追って

東京タワーの真上からの俯瞰になるシーン、

観ていて「わーーーー」と、ため息が出そうになりました。

こういうVFXはいいねぇ。

家具のように大きなカラーTVの画面にはオリンピックの東洋の魔女の試合。

1作目では都電にしびれたけど 昔の東京駅駅舎から発車する0系こだまの勇姿。

菊池のマイカーはダットサンかなぁ。

今回もいろんな小道具にしびれ・・・

おそ松くんとかひょっこりひょうたん島に子供達が夢中になる姿に笑い・・・。


やっぱ、昭和の人間には楽しいかなぁ。