ボランティアではないのです。
仕事で東北へ参りました。
震災から1年経っても、行方不明の方もいるし、
当然かも知れないけど復興はまだ長い道のり。
三陸では天然の良港 気仙沼。
漁港の辺りを見る機会があったのですが、さぞかし賑やかだったんだろうなぁ
という港の周辺は 更地にもならず 壊れた家屋がそのまま・・・というところもありました。
風が身を切るように冷たく 粉塵が舞い 阪神淡路大震災の頃を思い出すと
やっぱり神戸は都会だったからかな、格差なのかななどとも思います。
一年経つのにまだこんな状態なんて。
区画もわからず、町作りプランもこれから、津波の襲った場所に町作りが出来るのか
という問題もあるでしょう。
住む人自身が避難ではなく犠牲となっていなくなってしまった家もあるのかも知れません。
お寺の本堂には納骨できない柱が並び・・・
仮設住宅は冷え切って水道が凍り・・・
少しでも早く 元気が戻りますように。町が、人の営みが復活しますように。
翻って 普通の日常がおくれる事にただ感謝するばかりです。
それと同時に、私たちってすごく脆い土台の上に暮らしているんですよね。
寒いといいながら その実ぬくぬくしていて・・・
でも、いつも死と隣り合わせだということ、災害はいつ、どこにでも起こりうるという事
忘れてはいけないと思います。