海は好きだけど 山は苦手・・・の自分が 初めて登山らしいことをしました。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★


太宰府の表鬼門 天智天皇の時代からの霊山、宝満山標高800㍍あまり。


平安時代には 最澄 円仁 円珍ら、入唐僧が渡海の無事を祈っては登り、

無事の帰国を感謝しては籠もったと言われる山です。


登山道入り口は竈神社。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★

ここから、一気に石段が続きます。それも自然石がごろごろ。あー足にきそう。


100㍍も上がった辺りに やっと標識

★カンパネルラの晴れ時々曇り★

自分のペースで登るということが凄く大切なんでしょうけれど まだリズムがつかめない。

ともかく一歩ずつ。


中腹近くまで来たら 100段ガンギ。ここはきちっと揃った石段がまさに100段。

やめてよぉ、疲れた頃に。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★

30度近くあるんじゃなかろうか、絶壁に見えました。


少し開けたところから眺望がよくなってくると少し嬉しい。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★


何度もリタイアしそうになって 2時間弱。やっと頂上を極めました。

もうアタマから全身汗が滝のよう・・・。でも、爽快感は凄かった。

★カンパネルラの晴れ時々曇り★


初めての登山は・・・登った後の達成感よりも、登れた事への自信と誇らしさでした。

登っているときは ただ足元を見て1歩ずつ。

次は足をここへ置いて その次はあそこを踏んで・・と言う具合に。

そして気がついたら頂上だった・・・という感じでしょうか。

人生にも通じるのかな、などと 柄にもなく思いました。


ただ、山は登ったら降りなきゃいけない。本当に辛いのはそっちでした。

普段使わない大腿四頭筋辺りが悲鳴を上げるのを聞いた気がしたモノ。

つまり なんですね、人生も山も登りっぱなしじゃなくて降りなきゃ行けない。

この下山モードが難しいわけで。

そろそろ下山に入っている自分としては どう降りていくか・・・うーん、思索の登山になりました。