アンノウン

ちょっと地味なハードボイルド系ミステリー。アンノウン（身元不明）

学会で訪れたドイツで事故にあったアメリカの科学者が、昏睡から目覚めると妻には別の夫がいた。

身分を証明する物はなく、どこを調べても記憶の中にある自分は別人として存在する。

じゃあ自分は誰？

よくあるタイプのミステリー。

何かの陰謀に巻き込まれ、誰かが手を貸してくれて最後は解決を見るという。

そんな想像をしていたんだけど・・・。

UNKNOWN / アンノウン [DVD]/リーアム・ニーソン,ダイアン・クルーガー,ジャニュアリー・ジョーンズ: ￥3,990; Amazon.co.jp

誰かに命を狙われて　変だと気付く主人公。

しかし、だいたい一介の科学者がなんであんなに格闘に強いのか。

なんで、ものすごいカーアクションができるのか・・・

そのへんから「この人ただものじゃない・・・」という疑惑がもちあがる。

自分が誰だかわかってないので、観ているこっちも一緒に考えてしまうんですね。

良くできてる。

つまり、陰謀に巻き込まれた一般市民だったんじゃなく、

実は彼こそが陰謀を仕掛けたプロのスパイだったわけで、

そこんとこの記憶が欠落してしまっていたんですね。

彼が事故にあった時点で待機中のＢチームがとってかわり、彼は無用の人間になる・・・はずだった。

そして、ここにもどんでんがえし。

ドイツのロケらしく　なんか街中が重厚な感じ。

「シンドラーのリスト」でオスカーにノミネートされた演技派俳優　リーアムニーソンは

最近ではスターウォーズのエピソード１が記憶にあります。

大男なんだけど　眼差しが優しくて　大好きな俳優さん。

こういうアクション系を演じるなんてちょっと意外でした。