蛮幽記以来2年ぶりに 新感線のお芝居を観ました。

劇団☆新感線30年 サムライたちの軌跡 1980-2010 (AERA Mook)/著者不明
¥1,500
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「鋼鉄番長」

今回は劇団創立30周年だそうで、だからかはわからないけど

いわゆるネタもののお芝居。

昔のギャグやコント、有名人や彼らのセリフが機関銃のごとく飛び出して、まさにザ・昭和。

お腹抱えて笑いました。下品!シュール!最高!


テクノロジーの粋を集めて鋼鉄の体に生まれ変わった 兜剛、警視庁の捜査官として

失踪したアイドル沢々尻モニカを追って 悪の巣窟 聖アンガー学園へと潜入。

そこにはおよそ想像もつかないようなキャラ立ちした教師や不良達・・・

そしてなにやら陰謀が・・・。


だいたい、ビー・バップハイスクールに始まって、番長・兜は仮面ライダー初号機かロボコップか

もう一人の捜査官は スケ番刑事の朝宮サキならぬ、土佐弁を操る浅見山サツキ

彼女の武器はヨーヨーじゃなくて剣玉。

田辺誠一演じる 土方夢知彦ムッチはザ・ベストテン張りの衣装で スニーカーブルースを歌う。

でも、マッチはあんな下品な歌は歌わないけど。

借り暮らしのアリエッティや紅の豚といった、ジブリに アバター

エグザイルやAKB48までギャグにしていて、最近はTVを見ない自分としては

昭和はともかく ついて行けないギャグもたくさんあったのが残念。


でも、ネタものというのは刹那的に楽しいけれど

ストーリーが脆弱だったりするので、引き込まれた前半に比べて後半は少しだれました。

新感線にしては舞台は簡素だったけど、セリフ すごかったなぁ。


ああいうのって、間をはずすとどうにもならなくなるから難しいんだろうと思う。

でもDVDを作るとしたら 著作権どうなるんだろう。