久々のフランス映画です。寄せ集めの楽団が巻き起こす奇跡の物語。
オーケストラ
- オーケストラ!/サントラ
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やー良かった。クラシック音楽好きにはたまらないでしょうね。
モーツアルト、バッハ、一方の主役はなんと言っても名曲の数々。
コメディタッチで笑わせて
ラスト10数分のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は涙が出ました。
かつてボリショイ管弦楽団の主席を務めた天才指揮者アンドレイは、
30年前 ある事件で職を追われ今や劇場の清掃員。
さえない負け組み中年男の悲哀が漂うが、とんでもないチャンスがやってくる。
それは清掃中に楽団宛に届いたFAX。パリの劇場での出演依頼だった。
昔の楽団仲間を集めて ボリショイ交響楽団になりすまし、夢だったパリでの公演を実現しようと画策。
救急車にタクシー運転手、ポルノ映画の音響係、今や社会の片隅で音楽とは無縁の生活をしているかつての仲間、名演奏家たちを集めてパリへ・・・。
ビザもない、楽器も衣装もない、いったい夢は実現するのか?
曲はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
そしてアンドレイが指名したソリストはパリ在住の今をときめくスター、アンヌ・マリー・ジャケ。
何故チャイコフスキーなのか?彼女とアンドレイの関係は?
ハートウォーミングで笑えて元気をもらえる映画。
それに、かつてのソ連、ブレジネフ時代にユダヤ人排斥があって、ボリショイ管弦楽団でも
アンドレイのように、彼らをかばって解雇された団員がいたのは実話なのだとか。
前編を彩る音楽とロシア語とフランス語の響きにハリウッド映画と違う楽しさを感じました。
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