先日のこと 

夕方から差し込んできた痛みがひかず、深夜に救急外来に駆け込みました。


もともと腎・膵も胃腸などの消化器も弱くて しょっちゅう潰瘍を起こしているんだけど

尋常じゃない痛みに これは石か・・・もしや心臓か・・・などと恐れをなし。


タクシーでよろよろ辿り着くとちょうどそこに救急車が!

なんと DOAの患者さんがいたのです。

Dead on arrival つまり 到着時心肺停止。

お医者様や看護師さんがわらわらっと集まってきて すぐ「蘇生」措置が始まって

不安そうな家族が肩を寄せ合って・・・

聴くともナシに聞こえてきたのは、初老の男性 お風呂に入っていて倒れていたのが見つかった、

血圧が高くて降圧剤を飲んでいた・・・とか・・・。


ひんしゅくものですが、

その時私はTVの「ER]や「グレイズ・アナトミー」を目の前で見ている気分になってしまいました。

命のぎりぎりの現場というのは思わず息をのみます。家族の身になると寒気すらします。

そして、そんなときでもドラマと違って お医者さん達はクールで淡々としてる。

大騒ぎはドラマの中だけだって事にも気づきました。


おかげで痛さが引けば良かったんだけど 

急患に順番を譲って 私は待合いの廊下で未明までうなり続けたのでした。


体は大事にしましょう!!