奈良へ行って参りました。
「お堂で見る阿修羅」へ。
天平の美少年・・・
東京や九州へ行ってから えらい人気になってますね。 ネット上にファンクラブまである阿修羅。
三面六臂で、それぞれのお顔が微妙に違う。
古代インドでは軍神だったのに、怒りというより 眉根を寄せてちょっと愁いを帯びた複雑な表情。
すごく細いんだけど 華奢というのとはちょっと違うかな。
しかし、ガラスケースの中でなく 仏像はお堂で拝見するのが一番ですね。
仏様の十大弟子と異教の神・八部衆（阿修羅もその一人）も 迫力ありました
奈良はいいですね。広々していて伸びやかな空気感が何とも言えない。
私は京都に住んでいるけど、なんだか京都は肩が凝ります。
やれ雅だ華麗だ・・・わびさびだと言うけど、盆地に千三百年の怨念が留まってる気がして・・・。
社寺にしても、奈良はこう どっかーんと大陸のスケールだし・・・。
空気が吹き抜けていく感じがいいです。
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