先日 お仕事で東京へ。
対談のお相手は アニマル浜口さん。
北京オリンピックの女子レスリング日本代表、浜口京子さんのお父さん。
- 一瞬の喜びのために、人間は泣くんだ。/アニマル 浜口
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テレビでは「気合いだぁ!」とか、パフォーマンスばかりが取り上げられてますが、
ご本人は凄くまじめで凄く繊細な方でした。
まずずお尋ねしたのが 浅草の浅草寺近くにある道場。
道場の壁、コンクリートの打ちっ放しの壁一面に、びっしりたくさんの言葉が書き込まれているんです。
天井にも梁にも。真っ黒。
「できると信念することはどんなことでもできる、できないと思うモノはできない。
志は高く、求めよ世界一
私にはできる、やればできる 必ずできる・・・」自分を奮い立たせる言葉がいっぱい。
今も30人くらいのお弟子さんがいて、例えば京子さんや弟の剛史さんは内弟子になるわけだけど、身内にこそ厳しく接しているそうです。
カメラの前では「気合いだ!世界一だ」と厳しいけど、
家に帰ると 「結果なんて2の次なんだかから、頑張ればいいんだ・・・」と
なんとも普通の優しいお父さんの顔になるそうです。
世界選手権で 審判の誤審で負けた時、怒り狂った姿で抗議して、
それから一月はやけ酒を飲んでいたというアニマルさん。
「娘は言えない。だからその気持ちを代弁してやるのが親で、理不尽なことに対しては怒る。本気で怒る」と仰った時に、ああ、なんて子供を愛しているのかなぁと思いました。
ハンドボールで中東の笛があったり、実際は世界の中ではスポーツって
政治が絡んで完璧にフェアじゃないことがしばしばあります。
理不尽だと思うけどそれが現状だったりします。
だからこそ、そんな中で勝つこと 誰にも文句を言わせない結果を出す事って
並大抵じゃないんだとも思いました。
最後に 「気合い10連発!やってもらいましたよ。」