コロナがこんなに拡大してなかった夏前、
初めて山口に行きました。
多分日本列島で行ったことのない数少ない県。
ここから海岸沿いを北上して目指すは角島大橋。
角島は日本海に浮かぶ山口県の西の端の島で、周囲が約17キロ。
磯釣りのメッカで東大もあって、牛も放牧してる。
で、この島に2000年に完成したのが角島大橋。
離島にかかる通行料無料の橋としては1780メートルで日本で一番長い橋でした。
その後2005年に沖縄県の古宇利大橋に抜かれちゃうんですけどね。
エメラルドグリーンの海に一直線に伸びていて島へと向かっているんですけど、クルマのCMで使われているので、知っている人も多い。それはもう美しい光景。
ここは沖縄か!
クルマでこちら側から島へと行って また帰ってくるだけなんだけど、本当に気持ちいい。
沖縄の古宇利大橋も渡ったことがあるが、何倍も感動しました。
萩と言えば松下村塾 松陰神社。
ここに吉田松陰の松下村塾があります。
木造瓦葺きの本当に小さな家なんですね。50平米くらい。
ここで、吉田松陰は身分や階級に囚われず多くの人を門下生として受け入れて、わずか2年半の間、
久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、といった
明治の新政府で活躍した人たちを育てたんですね。
萩は明治政府の新しい胎動を起こして世界へ出て行った人たちを輩出した街であり、
それを育てた吉田松陰という人は地元の人にとったら それはもうすごい誇りなんでしょう。
お昼
ふくづくし
さて、日本海に面したもう一つの名所 元乃隅神社
最近凄い有名なスポットになってるらしい。
ここは神社であって、神社でなし。個人の所有物だから。
昭和30年に、地域の網元であった岡村斉(おかむらひとし)さんというかたの夢枕に白狐が現れて
そのお告げにより建立さたという。
商売繁盛、大漁、海上安全は元より、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就などもうなんでもあり。
まあお告げだし。
昭和62年から10年かけて奉納された123基の朱塗りの鳥居が、
海に突き出た岩場から崖にかけて100m以上にわたって並ぶ。
伏見のおいなりさんの鳥居みたいな感じ。
なかなか圧巻。
最後に立ち寄った瑠璃光寺の五重塔。
日本三大名塔のひとつと言われてます。
ちなみに 醍醐寺、奈良法隆寺 そしてここ瑠璃光寺
言われるまでもなく みたとたん、ため息が漏れました。