ハイスペ婚を叶える

恋愛コンサルタントのまりですピンク薔薇

 

 

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先日、kndleで本を見ていたら

1冊の本が、ポンと私の前に現れました。

 

 

 

 

その本は、『鏡の法則』

これは19年前に発売され、

すごく反響があった本です。

 

 

 

 

私も当時は、その本を購入しすごく感動して

家族や友達にプレゼントしたほど。

 

 

 

 

けれど、今はその内容を

完全に忘れてるという...ガーン

 

 

 

 

感動した記憶だけは残っていたので、

その本が気になり始めた。

 

 

 

 

今、自分の目の前にこの本が現れたということは

何か意味があるのだと思い、

もう一度読むことにしました。

 

 

 

 

この本の内容をざっくりお伝えすると

 

 

 

 

『鏡の法則』は、自分の周りの出来事は、

心の中を映す“鏡”だという教えです。

 

 

 


人間関係やトラブルは、

自分の心のあり方を見直すチャンスだと。

 

 

 

 

息子がいじめにあって悩む母親が、

ある人物との出会いをきっかけに

 

 

 

 

「すべての出来事は自分の心を映す鏡」

だと気づき、

 

 

 

 

過去の親とのわだかまりを癒すことで、

現実が少しずつ変わっていく物語。

 

 

 

 

この本を19年前に読んだときと

今とでは、感じ方が違うなと思いました。

 

 

 

 

この本の主人公と

私の過去の思いが重なる部分があって、

久しぶりに本を読んで泣いてしまいました。

 

 

 

 

 

私の過去の思いとは、

それは、父親に対してまだ許せないこと。

憎しみを感じていること。

 

 

 

 

私が物心ついたときから、

父は母への暴力が酷かった。

 

 

 

 

家族との思い出は、

ほぼ暴力を振るっている父の姿しかない。

 

 

 

 

私も母も父に怯えながら生活をしていました。

家族で笑顔で過ごした日々はほぼない。

 

 

 

 

そういった幼少期の辛い出来事は大人になっても

憎しみとして残っているものです。

 

 

 

 

ただここ最近、年のせいか

色々な感情が溢れ出てきたんです。

 

 

 

 

40代の頃は自分のことしか考えてなかったけど

50代になった今、

親のことも真剣に考えるようになった。

 

 

 

 

父は体もだいぶ弱くなってきて、

薬もたくさん飲むようになった。

 

 

 

 

幼い頃はあんなに大きい存在に見えたのに

今は小さく見える。

 

 

 

 

少しは優しくしてあげようと思いはじめた。

 

 

 

 

けど、父が母に暴力を振るう

過去の記憶がときどき蘇り、

やっぱり許せないって思う。

 

ずっとその繰り返し...

 

 

 

この本の中に

「父に感謝できることを書いてください」

「相手を許すということは、あなた自身の自由のために許すんです。」

 

と書かれていた。

 

 

 

 

とりあえず、記憶を振り絞って

書いてみることにした。

 

 

 

 

【父に感謝できること】

 

・家族のために働いて、私たちを養ってくれたこと


・小学生のころ、たまに喫茶店に連れて行って

くれて、パフェをごちそうしてくれたこと


・週に一度、私と弟に500円分の好きなお菓子を

買ってくれたこと


・中学生のとき、初めてビジネスクラスで家族を

ハワイ旅行に連れて行ってくれたこと


・仕事帰りに、ヒロタのシュークリームを

買ってきてくれたこと


・毎年、誕生日とクリスマスには、欲しかったものを買ってくれたこと。バービー人形の洋服やお家とか

 

 

など...

 

 

 

 

私、大っ嫌いな父に色々してもらってた。

書いている内に涙が溢れてきました...

 

 

 

 

このとき、心が感謝の気持ちでいっぱいになり

不思議と今までの憎しみが消えていった。

 

 

 

 

私、51年生きてきて、

父には色々してもらったけど

親孝行をほとんどしてないことに気づいた。

 

 

 

 

父と母は30年前に離婚していて、

毎年、母にはお誕生日祝いや

旅行に連れて行くけど、

 

 

 

 

父には年に一度しか会わないし、

旅行さえ連れて行ったことなければ

お誕生日もほとんどしていない。

 

 

 

 

父は、来年もう80歳。

あと何回、お誕生日のお祝いができるだろう...

そう思うと、急に胸が苦しくなった。

 

 

 

 

これからは毎年してあげよう。

もっとたくさん会いにいこう。

何でもない日も電話してあげよう。

と強く思うようになりました。

 

 

 

 

あんなに憎かった父を、

初めてこんな風に思えることができたのは

「ある」を真剣にみたから。

 

 

 

 

私の前にポンと現れた過去に読んだ本。

きっと、こんな風に

気づかせる為だったのかもしれません。

 

 

 

 

「いつまでお父さんを憎しみ続けるの?」

「ずっとその気持ちを握りしめたまま後悔しない?」

「親はいつまでもいないよ」

 

 

 

 

本気で父への感謝に気づいた今

後悔する前に気づけて

本当に良かったと思います。

 

 

 

 

これはパートナーシップも同じで

彼や旦那さんとの関係が

上手くいっていないときほど

 

 

 

 

「ある」ものに目を向けるこが大切ですね。

何事もクローバー