やられた、完全に。
地 響きみたいな、地鳴りみたいな映画。
信じることも疑うことも、いずれもそれは裏切られる可能性を秘めている。
だから信用なんてするだけ勿体無いし、疑うにしても足を突っ込む程度。そうやって程良いとされる、若干の距離をとって生きているわけで。
人と人との信頼関係を、恥ずかしいまでに馬鹿にして、尊敬して、愚かだと大声を張り上げて訴えて、無知な思いで全力でm回復させる。
そういうことを訴えている。
きっと小さい頃から何度となく体験してきた、人間との距離感。それが敏感だった人ほど、苦しくて仕方がない、そういう作品。
少なくとも私は死ぬほど苦しかった。
142分、終わりに近づくにつれて、李監督の生臭い人間臭さが漂ってきて、居ても立っても居られなくなった。
本当に、素晴らしい。
映画として、観ないわけにはいかないでしょ。