谷川智行医師・日本共産党・東京都委員会新型コロナウイルス対策本部長 被災地の状況 | 日本共産党 おだ真理ブログ

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谷川智行 医師・日本共産党中央委員・政策委員・東京都委員会新型コロナウイルス対策本部長

 

@ttanigawa3

 

 金沢を7時に出発。 渋滞もありましたが、3時間半ほどで輪島に到着しました。 

 輪島は雪がチラつき、気温は0℃前後。 断水が続いています。 被災者の皆さんは、厳しい避難生活を強いられています。  暖房のない避難所でも、高齢の方が過ごしておられます。 診療所では、自宅に帰ることができない職員さんたちが、寝泊まりしています。

  ...もう1か月です。 住宅が潰れ、ビルが倒れ、道路が波打っています。 街の中心部は、空襲の後かと思うほどの焼け野原。 言葉を失いました。 電気は通っていますが、住宅にはほとんど灯がともっておらず、夜は真っ暗です。

  避難所に身を寄せている方はもちろん、県内外に避難している方も多いそうです。 

 この地で生きていく希望を示すことができるのか、政治に問われていると痛感します。 

 

 テレビから国会での代表質問のやりとりが聞こえてきました。 

 発災から1か月たってなお、過酷な実態が残されていることを、 総理はどう認識しているのか?直ちに改善すべき! ...との、田村智子委員長の質問に、 岸田首相は「プッシュ型で支援している」と、何くわぬ顔で答弁。被災者の苦しみに正面から心寄せる姿勢は全く感じられません。

  怒りで体が震えました。

 岸田首相には、果たして、人の心があるのだろうかとさえ感じました。 

 

 これを見た被災者の皆さんが、どんな思いで受け止められたのかと考えると、苦しくなります。 いま、政治のあり方が問われていると、改めて実感します。

 

 ミサイルや戦闘機ではなく、カジノのための万博ではなく、 ひと握りの資産家や大企業のためでも、政治家の私腹を肥やすためでもない...命とくらしにまっすぐに向き合う政治こそ必要です。 

 

 残された期間、被災地の方々の命と健康を守るために全力を尽くすとともに、何としても、自民党の冷たく歪んだ政治を転換しなければと強く決意しています。

 

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