本日、9月議会にむけて「議会運営委員会」が開かれました。
そこで、とんでもない案が市より提案されました。
「上程議案に関連する一般質問は行わないものとする」というものです。
議会では、決議する「議案」が市より提案されます。議員は、市民の声を届けるために
1 一般質問
2 各種委員会
3 意見書の提出
これらなどを行ないます。
この上程議案は、各種委員会(総務・環境経済・文教福祉・建設・決算審査)で議論及び審議され、本会議にて決議されます。
今回の提案をこのまま解釈すると、市が提案した議案に「関連」した事は、「市民の生の声」をフリートークできる「一般質問」で行えなくなることになります。
具体的に言うと…
例えば今上程議案に「学童保育所の管理に関する条例の一部を改正する制定について」とあります。「新設学童を委託して作るので、条例文を(市の決まり事)書き換える」という意味です。つまり、上程議案に出ている「学童保育所に関連する事は、全て一般質問してはならない」となります。
委員会での内容はネット配信されていません。傍聴しに出かけるか、市役所などに置いてある「会議録」を見に出かけるしかないのです。(しかも、この会議録が出回るのは~次の議会の数日前です。)
議会の様子が生で伝わるネット配信が実行され、「より開かれた議会」へと一歩前進したばかりなのに…
これでは「閉ざされた議会」に逆戻りしてしまうのではないでしょうか?
私たち市民の願いが、どう議論されているのか…
「知る権利」は、もっともっと増やされなければいけないはずです。
日本共産党野田市議団は、「より開かれた議会」を目指し、この提案に強く反対していきます。(力こぶ)