今までどうしても牛頭天王様というと美女と野獣のあの野獣になってしまった王子様の顔が浮かぶ。

            ネットより
こんな感じの。

でも頭に浮かんだこの画像を振り払って桜井識子さんの本に出てくる今宮神社の牛頭天王様をイメージする。


うん。

優しい優しい神様なんだ。


そのイメージを持って京都の今宮神社へ行ってきた。


最寄り駅からタクシーで今宮神社に着いた。


立派な楼門が凄いー。


門をくぐってすぐに本殿が見えないような道


識子さんが楼門の外にまで神様のパワーが溢れてると書いてあった。

門をくぐり、先ずは手水所を探す。


お玉の井といわれ1694年
徳川家光の側室、桂昌院の寄進によるものと書いてあった。

そしてさらに進み

本殿をみて息を飲んだ。


わぁ〜。凄い。凄い。凄い。


私にでも感じるこの威厳と力強さ。

私、大好き。
この感じ大好き。
私の好きな神社だ。

直感で九州の筥崎宮に似てると思った。
どちらも親分肌だ。

先ず祓詞を唱え簡単な自己紹介をしてお札を頂きまたお詣りさせて頂きますと言って社務所に向かった。



社務所でお札を家族5軒分頂き、また本殿に戻ってそれぞれのお札の行き場所や家族の紹介、お願い事をお話しして大祓詞を奏上した。

大祓詞を奏上している途中で頭に⁉️マークがふっと現れた。
牛頭天王様は大祓詞を同じように⁉️と聞いておられるのかなとふと思った。

社務所で境内の摂社参りをする『宝船の絵』を申し込むとお詣りされてから朱印を押す方が良いですよと教えてくださったので、識子さんが牛頭天王様の子分と書いてあった、11社の境内摂社を廻った。

摂社の最後の宗像社は
1694年造営当時のままで別名(弁天さん)として慕われて、弁天さんの使者である鯰の彫物が石の台に彫られてあった。



摂社詣りを終えてから自分で朱印を押した。


あっ手前に大きなハンコもある。



これがとっても『気』がまとまっていて縁起物だとか。

とっても大きなハンコ。



おもかる石の『あほかし』さんもあった。



満足して境内の東門から出ると、テレビや雑誌で何度も見た事がある(あぶり餅)のお店があった。

ここだったんだ〜。


道の両側に昔からのお店がある。


備長炭でこもちを炙ってる。


白味噌仕立てで美味しい〜。

ここでお土産のあぶり餅を注文。

それを持ってまた本殿へ。

神様にお供えしてお下がりを家族のお土産とした。


今日も良いお詣りをさせて頂き感謝。

天気予報では昼から雨。

傘を持って来たけど一度も使わず大阪に帰った。



追記

徳川家光の側室となった桂昌院『お玉』は八百屋の娘として生まれ、この今宮神社に願をかけ江戸の大奥に入り、家光に見染められまた男子を産みその子が5代将軍となった。

低い身分でありながら大きな野望を願い牛頭天王様にこりゃ面白いじゃないかと気に入られて願いが叶った。

そんな神様がおられる神社なのです。

ちなみにお玉さんの出世が『玉の輿』の語源とも言われています。


私がどんな大きなお願いをしたかは秘密です。照れ