刈羽ボランティア | 42歳からの旅日記

42歳からの旅日記

H16年10月 再婚から第二の人生が始まった。ちょうど同じころに中越地震が・・・。







24日、山古志マリの会として、刈羽村でボランティア活動へ参加してまいりました。

メンバー8名(杉野、宮口、松本、坂内、松木、斉藤瑞、石井の7名と現地で
合流できなかった金井さん)と21日から現地入りしている山古志の松井さんで、
被災家庭に配布する梅干の袋詰めと、その梅干と山古志グッズ(Tシャツ、うちわ)
を各家庭に訪問して配布しながら、不都合なことなどの聞き取り、お年寄りの話し
相手などをしてきました。(金井さんはお年寄りの温泉招待の引率をされたそうです)

倒壊家屋や、見た目には大したことは無い家でも液状化現象により床下が空っぽに
なった家、3年まえの震災で倒壊し新築したばかりで又、赤紙(要危険家屋)を張ら
れた家など目を覆う惨状を目の当たりにいたしました。

そんな中で、たった一袋の梅干を持参しての訪問でしたが、電気は復旧したが水道、
ガスはまだのため、炊事、お風呂も入れない状況の家ばかりで、情報量も少なく、
不安な日々を送っている方たち、特に不自由なお年寄りの中には私たちが話し相手
になることで、辛かったことだけではなく、うれしくて涙し、中々次の所へ移らせてくれない
おばあちゃんも何人かおり、それだけでも我々のボランティアは多少の意義があったの
かと思います。