昨日1日でなんとなく何もかもが満たされた気分。
そこそこ前向きにレッスンへ。
今日は先生と話すことがいくつかあった。
それはもちろん発表会のことで、役割分担を決めるために演奏順やプルトを確認しなきゃとか、当日の練習の予定はどうするかとか。
忘れないうちにと思って、着くなりいきなり話し始めたら
「ほら、弾きなさい。」と言われて、(あ、そうだった。)と思った。
正直、弾きに来ていることを忘れていた。

今日は久し振りにmy celloを持参。よしよし。
最近かわいがってないので鳴らない。家ではミュートつけてるから、久々にちゃんと弾くのでちょっと嬉しい。

しかも素晴らしいプレゼント。先生の奥様がピアノ伴奏をしてくださった。
先週、彼がピアノ合わせをしているのを見て、「ずるいー!!」ってわめいておいて大正解だったわ。フフフ。

私は基本的に、自分の弾く曲はエンドレスで聴く。乗り物の中、お風呂の中、お布団の中、常に聴く。実践ではなくイメトレ9割の練習法なのだ。
しかし、今回はほっとんど聴いていない上に、残りの1割の実践もしていなくて、奥様には申し訳ないのですが、とんでもない演奏をしてしまった。
でも、何ヶ月文句を言い続けたか忘れてしまったが、コルニドライって本当にいい曲かも。
悔しいなぁって思った。ほんとにほんとに気持ちが良かった。
最初の入りのところも、ピアノを聴いていると早く弾きたくてたまらなくなるのと同時に、音を出すのがためらわれるような気分になる。
もったいないんだよね。弾きだしたら終わりが来ちゃうって感じかな。

後半のところでは、先生に「ここはあなたが主役」と言われ、ますます気持ちよくなる。
鳴らないし、音は外れてるし、手が痛くて抑えられないから音がかすれるし、疲れちゃってビブラートはかからないし。
1つもいいところはないけれど、気分だけは最高潮。私は妄想の中で、雲の隙間から射す光の柱に吸い込まれてゆく。さようなら~☆☆☆
とにかく今日の最大の収穫は
「いい曲!!!」
ってようやく気付いたところなのではないかな・・・。

いまさら遅いけれど、頑張って練習してみようかな。