昨日、昼過ぎに目を覚まし、服を着替えて外に出て空を見上げた。

弔事用筆ペンで描いたような濃淡の少ない薄いグレーの雲が広がっている。

曇天でも爽やかな気持ちになったのは、久しぶりに家から出たからだろう。

軽い倦怠感から始まり、微熱と頭痛そして喉の痛みに変わり、
40℃前後の発熱で魘された後、咳とくしゃみと耳鳴りに悩まされ、気づくと10日間も寝込んでいた。

 

そして、ふと思う。

病院嫌いになったのはいつからだろう。

 

7日前の夜、自分の叫び声で目が覚めた。

熱に浮され怖い夢を見ていたようだ。

過去に現実にあった出来事がそこに混じっていた。

 

通っている大学から電話を受けた弟が真っ青になっている。

友達が死んだ、と。

原因は、高熱による極度の脱水状態。

一人暮らしで病に臥す怖さをその時に感じたのを覚えている。

 

夢の中で、弟が真っ青になっている。

姉が死んだ、と。

生きてるよ、と叫ぶ自分の声で目が覚めた。

 

ふらつきながら冷蔵庫へ向かう。

三歩程歩いて思い出す。

枕元の台の上に、常温のスポーツドリンクと水を置いている。

我ながらぬかりない。

だが、水曜日だとは気づいていない。

 

朦朧とした数日間を抜けると、気怠く何もできない週末になっていた。
病院に行けば良かったかなと思ったのは、咳が止まらず苦しんだ月曜日の夜だ。
 

そして昨日。

午前中には目も覚まさず寝て、昼過ぎに外に出た。

喉の痛みは微かに残っていたが、咳もくしゃみも治まっている。

 

そして、ふと思った。

病院嫌いになったのはいつからだろう。

 

すぐに答えが出た。

母が亡くなった後だ。

それまでは発熱したら、すぐ病院に行っていた。

 

治療なんてしても最終的には治らない。

自己治癒力で十分だ、時間がもったいない。

無意識にそんな風に思っているようだ。

 

だから、今回のようにしつこいと、

風邪かインフルエンザかコロナか知らないが、

病院で抗生物質や点滴をしてもらえば良かったと、

病院に頼らなかったことを後悔する。

 

もったいない時間の使い方をした。

先週のブログ投稿もできていない。

 

次回、高熱が出た時は病院に行こう。

今は決心している。

だが、その時の自分の判断力には自信がない。

 

PS.

先週は投稿できず、すいませんでした。

高熱による失念です。