月1で蔵元さんを訪問しています😊
2月は埼玉県深谷市にある
滝澤酒造さん
滝澤酒造さんは
普通酒から純米吟醸、スパークリング日本酒まで
幅広いお酒作りをしている蔵元さん
そのお酒作りは
伝統的な製法で
明治時代からあるお蔵で、
昔ながらの道具を使って
丁寧に作られています^^
大手の日本酒メーカーさんなどは
温度管理された施設で
年中お酒を作れるところが
多いと思いますが、
本当は日本酒作りは
お酒が腐りにくく穏やかに発酵できる
冬がベストな季節
秋にお米が取れて
冬からお酒の仕込みが始まり
春頃には新酒が出来上がる
四季を感じながら丁寧に
可能な数だけ作って
本当に欲しい方に売る
こういう商売に共感してしまいます^^
そんな繁忙期な冬の時期ですが
今回は蔵人体験ということで、
日本酒造りの工程を
お手伝いさせていただきました
まずは
日本酒のもろみを作る前段階
酒母作り
麹と水を合わせたものを
かき混ぜます
要するに
大量の甘酒を作ります笑
かき混ぜるのが結構大変で
案の定筋肉痛になりました。。
この後、
乳酸と酵母を投入します
乳酸はpHを下げることで
腐敗を防ぐために入れます
乳酸菌に乳酸を作らせる
生酛という製法もありますが
ここでは乳酸をそのまま入れる
速醸の作り方で作ります(^^)
酵母は
麹菌の酵素アミラーゼよって作られた
「糖」に食いついて
アルコールと二酸化炭素を出します
この「酵母」が日本酒の香りにとても関係しているので
酒蔵にとっては企業秘密なんだそうですよ
ちなみお味噌作りも同じ現象が起きていて
乳酸菌と酵母の働きで
美味しいお味噌ができてるのですよ😋
あとは、酒粕剥がしも体験させてもらえました
これがやりたかったのです〜
この蔵人さんは同じ大学の方でした笑
「やぶた」というお酒を絞る機械にもろみを流して
ギューーーッと圧をかけて
粕と液体に分けます
すると
こんな感じに板と板の間に酒粕が張り付くのです
すごい〜〜笑
剥がす作業とっても楽しかったです
酒粕にまみれて幸せだったな〜〜
自己紹介の時に
酒粕から酵母を増やしています^^
って言ったら
君には酒粕を売らない!!と言われましたが笑
(酒粕には酵母が沢山いてこれで酒を作られちゃ困るからね)
交渉の末
無事に売ってもらえました〜〜💓
クリーミー酒粕
「ひとすじ」という
スパークリング日本酒の酒粕です
ワインみたいな日本酒なので
酒粕もフルーティーで結構あっさり
とても美味しいです
クリーミーよりも私的にはフルーティー酒粕でした!
今までにない酒粕で
これは料理に使えそう〜〜^^
一緒に行った東京日本酒部の方々と、
蔵の方との夜の宴会も楽しい時間でした(^^)
前列真ん中が社長の滝澤さん
常に笑顔でとても優しい方でした^^
ありがとうございました
以上2月のお蔵訪問報告でした