雲仙焼 | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

雲仙焼

長崎に帰省した際に雲仙の九州ホテルで憩いの一泊をしました。


避暑地の雲仙は、下界より5度ほど低いので夕方にはちょうど良い風がそよいでいました。
九州ホテルは、長い歴史を有しており、特設ギャラリーには「雲仙焼」の傑作「油滴天目茶碗とぐい呑みサイズの器」が鎮座しているではありませんか~😆



雲仙焼というものを、地元でありながらはじめて知ったのは、こちらの窯元を約20年前にテレビの取材でお訪ねした時でした。
石川ご夫妻はご夫婦ともに陶芸家で物腰穏やかで温かいおもてなしをくださいました。
中でも
普賢岳の火山灰のみ100パーセント純度の釉薬で焼成された「油滴天目茶碗」の輝きは忘れられません。宇宙を想わせる瑠璃色の天目に目を見張りながら、、一方の、珍しいピンクゴールド?シルバーピンク色の油滴天目に心を奪われたのを憶えています。
それが、目の前に再び💦甦りました。
そして久々に
翌朝、窯元をお訪ねすると石川ご夫妻はお留守で息子さんの石川裕基さんが笑顔で迎えてくださいました。


こんな立派な陶芸家の息子さんが後継者として育っておられたのですね~、素晴らしいです。

貴重な作品とともに石川さんは写真を撮らせてくださいました。
茶室と作品ギャラリーと陶芸体験室もあり、次回はもっと時間を作って伺いたいです。

流石に油滴天目茶碗には手が出ませんでした、が、触らせていただき、ジロジロと眺めさせてもらい、、普段使いのこちらを


購入しました。


真っ白でマット感が心地好い茶碗で毎日、ごはんをいただきながら、あの、雲仙焼のピンクゴールドの器を想っています(*^^*)