赤い袖先
韓国時代ドラマ✨
「赤い袖先」が最終回を迎えました。
全27話🎵久しぶりに、いえ、韓国ドラマにまるでハマってこなかったのに、、、何故か、
ここにきて興味深く見続けてしまいました。
それは、ひとえに
脚本に惹かれたからです。
勿論、役者さんたちも魅力的でした。
このドラマは、王さまとそこに仕える宮女の恋愛という設定などから察すると、身分の違いも苦難も乗り越えて2人の愛が成就する切ないストーリーを想起させますが、、
そんなお話ではない、風に個人的には解釈しました。
切ないことは切ないのですが、切なさが少し異なるのです。
面白いことに
2人の男女は、幼い頃から
お互いの身分や権力などは、大した壁にはならず、むしろ、人の持つ「知恵」を競い合うような、知恵比べのようなバトルが、毎回、繰り広げられるのです。
それは、静かな「恋愛バトル」なのかな。
美しい王宮を背景に美しい衣を纏った美しい男女は、いつも正面から向きあうのですか、それは、抱擁するためではありません。お互いに1ミリも逸らさず、向き合い過ぎて
その言葉の、会話のバトルを見させられるこちらには、かえって2人が心から惹かれあっていることが伝わってくるのが、不思議な魅力です。
つまり、
人を好きになることの本質を「原始的な形」で表現しているのかもしれません。
愛するものから同じように
愛されたい、
という、たったひとつの「切なる」願いを27話まかけて語り続けていたような、
シンプルなドラマ、
最後はようやく「素直に」なれた2人は、永遠を得る、という超~ファンタジーで結実するのです。
それがかえって印象に残って感動すらしてしまいました。