伍朗ちゃんがいる教室 | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

伍朗ちゃんがいる教室

https://www.tsb.jp/bangumi/ch4/2021/01/post-2472 


このドキュメント番組を拝見しました。
還暦を過ぎた、立派な男女から
「伍朗ちゃん」と笑顔で呼ばれる先生は、山本伍朗さん。
1976年高校を卒業した皆さんは卒業後も毎年一回「ホームルーム」と称して伍朗ちゃん先生のお話を聴きに集まる。
医者や官僚など各々立派な大人になっており、定年を迎えている人もいました。
伍朗ちゃんは、
皆が定年という年齢に達したことについて
定年になったのだからこそ、
「人間の自由」について語り出すのです。
その語りは、実に瑞々しく✨
先に定年を体験した者の大きな余裕と風格があるのです。
そして
老いても尚「教えたい」人の道の素晴らしさを伝えて生徒たちを一層輝かせたい✨という伍朗ちゃん先生の愛と真が滲み出ていました。

「先に生きる」と書いて「先生」と読みます。

先に生きている先生から教わる「人生の面白みと不思議さ」は、伍朗ちゃん先生が単に生きてきたという方ではなく、懸命に先生御自身が人生とは、なにかを掴みながら努力してこられた誠実な方だからこそ、教えは尊い光を放つのでしょう。

還暦を過ぎた皆さんもまた、その年齢に達したからこそ、聴き入る瞳が、青年期のときより初々しさと真剣さが増していらっしゃるように見えました。

87歳でベッドに横たわるモニター越しから教わる、
最後の授業は、

遺言となる、
至言✨が、遺されたのです。

「私」が見ている世界は、
「私」以外の誰も見ることは出来ない

という言葉でした。

つまり
「私」が見ているモノが全てであり、世界であり、真理なのだということ?👀

見ている世界も
考えている世界も
私たちは、決して、
誰も同じではない、ということかな。
絶対的な
答えのない問いかもしれないけど、、、
この、ステキな、3年8組生の皆さんのように、やはり、
私たちはいくつになっても😅
教えて貰いたいことが山ほどありますね。
ネットで知る世界とは、全く違う世界。
人から教わる、
人の言葉とこころから教わる話は、面白いのです。

伍朗ちゃん先生は、最後まで素晴らしい授業を果たされて旅立たれました。

ご冥福をお祈りします。