どれほど | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

どれほど

今日のおちょやんは、、

辛いおちょやんでした



旦那の浮気相手に新しい命が授かり、、別れることになりました。
浮気とは、なんなのでしょうね、
浮わついた気持ち❔
ふわふわした気持ち❔
それを
許す、のか、そうでないのか、

人とは、自分でも
わかっていても止められないものがあるものです、、
こうしたい、
と思っていても
そうならない人生。

ドラマは、
架空の物語とはいえ、
ひととき、人生の儘ならなさを突き付けてくれます。
自分の人生にないようなこともあったことも
ひととき、感情移入させてくれますね。

不思議なのは、、登場人物の一人に移入しながらも、結局、すべての人物に移入出来てしまう作品のほうが、、後々まで印象に残っています。

今回の朝ドラのヒロインは、
おしん、ほどではありませんが、およそ受け入れがたい試練が人生の節々に襲ってきます。
一見、
なんて、気の毒な、
なんて、可哀想な、
と不幸の玉手箱のヒロインに同情してしまいますが、、
果たして
そうなのかしら、、と
自分も年齢重なると
見方は微妙に変化します。
人生の波と節で
他人を恨み、
世を恨むことの出来ないひとの「奇跡」を物語は謳っているのでしょう。
それは、画面上だけの奇跡、ではなく、
実は、本当の、実在の人たちの
「奇跡」の生き方に昇華した「魂」を描いているに違いありません。

歳をとることは、
案外、
素晴らしいなと想えるのは、
そんな「光」が
一見不幸そうなものの奥に垣間見える時です。