ラストトーキョー2 | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

ラストトーキョー2

新宿歌舞伎町2020-2021

というサブタイトルで昨夜、BS1で放送されたドキュメンタリー番組
今朝、急いで見た。

タイトルがまず、面白い。
「ラストトーキョー2」

ある、ひとりの女性の視点から3年前からの歌舞伎町を写したもの。

柚木映絵さんのお母様は、40数年前からこの歌舞伎町で三軒の雀荘を経営しているという。
記録を始めたのは、3年前の2017年、町は、オリンピックを追い風に開発が進み、歌舞伎町が変わっていく、というお母様の言葉からこのタイトルはつけられたたとのこと。
つまり、昨年のコロナは想いも寄らない出来事になったということだ。
番組は、惜しみ無く、こちらの柚木家のお茶の間から雀荘の日常を映し出している。
すでに昨年、一軒の雀荘は閉められたお母様。
このお母様が😅何と言っても自然な姿でお話してくださるところがいい。
娘さんとそのスタッフさんが映していらっしゃるからいつものお母様、があるのかもしれないが、、ドキュメンタリーには、
自ずとその人の本質が浮き出てくるもの、多分、このお母様の生きざまが魅力的なのだろう、つい、聞き入ってしまう。

私は、新宿のネズミ🐭

回し車を回しているのか、回されているのか、わからないけど、、回したい、、
でも、
それが止まってしまった、
とのこと。
しかし、
番組は、絶望に満ちたものではない。お母様も、登場する若者たちも現実から目を背けず、自らを律している。
その姿が無理なく、映し出されている。
この柚木さんもきっとブレず、
我を入れず、
一貫した視線をキープしてるのだろう、

ラストトーキョーには、まだ答えなどないのである、これからも記録は撮り続けていかれるに違いない。

そうなのだ、
私たちの前に起こっている現象は、これからも😅続いているし、続けていくしかない。

昨年はコロナの年、
干支は奇しくもネズミ年でしたね。

柚木さんのお母様だけではなく、、
私たちをネズミに例えるならば、お釈迦様のお話で有名な「火宅」
を想いますね、、

怖いお話ですが、

回し車があるから
回っているから
つい、回し続けていた、私たち人類が、この回し車の目的にこれまで通り、お金や物を中心に回していたのなら、これからは同じ回すにしても変わりになにか、新しいなにかを回さなければならない時代かもしれませんね。このドキュメンタリーから滲み出る、人の人情のようなももの、、ん、わからないなぁ、まだ。