復活の日 | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

復活の日



アナザーストーリィを見終えました。
面白い番組です。

SF作家「小松左京」さんの「復活の日」が、今、改めて「復活」するかのような❗️衝撃を覚えました。

もう40年も前に書かれた本作品には、すでに今年の世界的パンデミックの世界が描かれていたのですね。
1980年、私はこの映画を見ていましたが、、
そうだったかしら、
くらいの記憶でした😅
人類が核戦争で滅亡しようとするなか、南極でわずかに人種を越えて生き残る物語、
という大雑把な💦記憶です。
パンデミックの原因は、未知のウイルスだったことをこの番組で確認‼️
小松左京さんと言えば、その後に「日本沈没」という大ベストセラーも早くに書かれてこれも現代では、常識的なブレートテクトニクス、プレート理論をいち早く小説に取込み、世にメッセージしたのでした。
まさに
未来の災厄を予見した作品は小松さんの鋭い視点と徹底した取材力と読書量。

そんな小松さんを語るひとりの男性がいました。

小松さんも多分、取材をしながら未来がどうなるかわからなかっただろう、
だけど
毎日毎日を積み上げていると、それがきっと明日につながっている、未来に今、きっと大事なことをしている、
と思ったんだと思う。

と語った。
印象的なことばです。
つまり、
小松さんも
この男性も

未来がどうなるなんて誰にもわからないから、だから、今を真剣に、明日を信じて生きている
ということだろう。

3.11のあと、小松さんはこんな言葉を残している。

SF作家になった人間として言いたい。
私は、まだ人間の知性と日本人の情念を信じたい。

その年の7月、80歳で小松さん永眠。


これが
復活の日の最後に書かれているらしい。