ベニスに死す | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

ベニスに死す


この美少年の顔と名前を知っている方はやはり、同じ年代かな、映画好きな方は勿論ご存知ですね。
イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティの映画「ベニスに死す」に登場する美少年、ビョルン・アンドレセンです。

映画を久し振りに観ました。

いよいよ来週14日に迫ってまいりましたいずみホールでのコンサート「シネマ・ヒットパレード」でこの作品の主題曲マーラー「アダージェット」をお贈りするからです。

トーマス・マンの原作では老いた主人公は作家でしたが、映画では作曲家に、しかも、マーラーに仕立てています。
ヴィスコンティらしい長々回しのカメラワークが今や、、伝統芸というか、お家芸のようにも想えました。
老いを哀しく演じるダーク・ボガードの目線の先に漂うように現れては台詞のない、美少年の存在感は、70年代も光を放っていましたが、今も尚美しい😆
映画の恩恵は、多分、その時の時間を切り取れること、かもしれません。
因みに
ビョルン美少年のその後の姿を発見❗️

あら、ステキですね。
9/14(月)コンサートでは、皆様と共にライブでマーラーの「アダージェット」楽しみたいと想います✨