綿雪❄でしたね。 | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

綿雪❄でしたね。

朝目覚めたら窓の向こうは一面の雪❄でした。
我が家、にはありませんが、😅
我が家から大きな松の木と桜🌸の木が丁度見えるのですが、枝にも花びらにも雪❄が積もり続けていました。
Stay at home
と小池都知事は発信されましたが、天のみ心も足留めの恵みをくださったのかしら。
しんしんと降る、雪❄ではなく、
ポタポタと降る雪❄でした。
At homeでこの本を読み直しました


パール・バックの「The Big Wave」邦題は「大津波」です。
パール女史はアメリカでは女性では初めてノーベル文学賞を受賞した方です。
彼女の存在を教えてくれたのは長崎は雲仙の歴史ガイド「田浦元さん」です。
田浦さん、お元気かな?


2008年かな、「メディア・ド・マリ」というMOOKを発刊したのですが、その中にも紹介しました。
私、😅う~💦ん、若いなあ(笑)
つい写真に感想‼
田浦さんは、地元の雲仙で雲仙サイダーやカステラサイダーなど、次々にオリジナル商品を開発販売する老舗の酒屋さんも営んでいらっしゃいます。
雲仙に行かれましたらぜひ、覗いてください。
私も久し振りに今度訪ねて見よう🎵

時間が経つと読後感も不思議と変わります。
パール女史は、アメリカ人の宣教師の両親の関係で中国で生まれて中国の言葉を先に理解してその後、大学でアメリカを知ることになります。
その後も中国で活動しますが、政変危うい時期に一時、日本の、なぜか、長崎の雲仙に幼い娘さんと身を寄せて過ごします。
この本は、その時に地元の人々から聴いた「島原大変肥後迷惑」という大きな津波を題材にして書かれた傑作です。
小さな村にも山に暮らす人々と海に暮らす人々が互いに伝統を大切にしながらも時に災難にあったなら互いの違う価値観を越えて助け合い励まし合って理解しあっていく物語です。
短くもシンプルな作品ですが、深い洞察力はやはり、東洋の中で培った感性からくるのでしょうか。
外国人の興味の対象としての日本人か描かれているのではなく、むしろ、日本人自身は到底意識もしていない慎ましい美徳を敢えて随所に盛り込み、その眼差しの温かさや優しさが、長崎人としては嬉しくなってしまいます。
また、ストーリィは、
 なんだか、今の世界状勢を想起させてくれました。
考え方を越えないと相互依存も相互理解もましてや助け合いも出来ませんね。
イギリスの王室から発信された、医療従事の方々への感謝の拍手👏👏👏動画の連鎖、いいですね~⤴
 」