歌を捧げて | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

歌を捧げて

オフコース時代に作られた1番だけの名曲に
「歌を捧げて」という讃美歌のような曲があります。

昨夜、放送された小田和正さんの「クリスマスの約束」で小田さんと松たか子さんがご一緒に歌っていらっしゃいました。
清らかで少し切ない曲です。
この曲は、
かつて山本潤子さんとのツアー中に小田さんが2番まで歌詞を追加してステージでは山本さんが歌っていらした、とのこと。

現在、山本さんは長年の歌手活動を無期限中止していらっしゃいます。
この上なく、透明感あふれる山本さんの歌声にどれ程沢山の方が癒されたことを想うとき、昨夜の歌が、何故か、一段と響きました。

「あなたは少しだけ
疲れただけ
私の歌すべてあなたにあげる」

小田さんは、冒頭
「言葉にできない」から
昨夜の一夜限りのコンサートを始められましたが、、そうかもしれませんね。

人の心は
言葉には出来ないものです。
私たちの目に見えない「想い」というものは
常に動いていて揺らいでいます。

だからこそ、
人は言葉にして歌いたいのかもしれませんね。