ムーンリバー、という川⁉ | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

ムーンリバー、という川⁉


「ティファニーで朝食を」を久々に堪能(*^^*)
どのシーンもいちいち、ステキp(^^)q
そして名曲ムーンリバーを唄うオードリィ🎵
ヘンリー・マンシーニ作曲の名曲。
冒頭のNY5番外のティファニーのショーウインドウを眺めながら朝帰りの主人公がクロワッサンを食べるシーンはあまりにも有名です✨が、もっと有名なのは「ムーンリバー」という曲です。
しかし、この、ムーンリバーは、どんな川なんでしょう?
諸説色々有ります。
ハドソン川でも、チグリス、ユーフラテス川でもないのは確かです(笑)

主人公が空想で作り出した川、
例えば、手の届かない希望や理想、
ある説は、NYの高級な通りを彩る車の灯りの並ぶ様、、つまり、お金持ち通りに連なる灯り、?

この歌詞にある、ハックルベリーフレンドとは、気のおけない友達、あるいは懐かしい友達、という意味。
あの「トム・ソーヤーの冒険」に出てくるハックルベリー・フィンです。
もしかしたら 主人公が故郷で遊んでいた川にそんな名前を付けていたのかもしれません。もしも川にそんな名前を付けていたら
川しか話しかけるお友だちは居なかった、という設定かな。
切ない。
原作者のトルーマン・カポーティに聴いてみたいけど既にあの世に旅立っています。

窓辺でニコリともせず、口ずさむオードリィの切ない歌声は、それまでの楽観的で自由人を気取る主人公とはまるで違う、別人を演じています。
こぼれ話になりますが、当初この役はあの、マリリン・モンローに依頼があったとか?
しかし、彼女はこの、主人公の娼婦的イメージを理由に断ったらしいのです。
マリリン・モンローのホリー・ゴライトリーも、多分、面白かったでしょう。
でも、
コメディ、ファッション、そして
なんといってもピュアなセンスは、
オードリィの✨右に出るものは未だに居ないのではないかしら。

劇中に登場する、清濁あわせ持つニューヨーカーたちをH・マンシーニの名曲は、
温かく包み込むような旋律で観るものの心も豊かにしてくれます。

嗚呼、いい映画だ🎦🎵こと!