ジャンヌ・モロー✨ | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

ジャンヌ・モロー✨

フランスを代表する国際的大女優
ジャンヌ・モローが今日、亡くなりました。

ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター」
フランソワ・トリュフォーの「突然炎の如く」などおよそ、ヌーヴェルバーグの名監督たちは、挙って彼女を起用しました。
そして出来上がった作品は、まるで彼女なくしてはどの作品もあり得なかっただろう、と想わせる圧倒的な存在感をジャンヌ・モローは刻んでいて 今もフィルムの中で生き生きと生き続けています。
それは、映画ファンやジャンヌ・モローファンの心の中にも生き続けていることと同じような気がします。
単に美しい、という枠には収まりきれない、知性と野生と可愛らしさがありました。
私などは、若い頃、彼女の作品を観るたびにやはりフランス映画でしか描けない世界があるのだなぁ~💦なんてことを想ったものです。

それから
彼女の作品で最後に劇場で観たのは、
2001年の「デュラス 愛の最終章」だったかな。
「愛人/ラマン」で有名なフランスの小説家マルグリット・デュラスを演じました。
デュラスの、一人称でしか語られない物語。
すべての登場人物が彼女の目をレンズとして物語が動いていく。
そんなデュラスの特異な存在感は、もはや彼女しか出せなかったかもしれませんね😅
プライベートでも親しかったようです。
そういえば、
愛人/ラマンでは、ジャンヌ・モローがナレーションで参加していましたね。
恋愛映画に起用されることの多かったからかしら、しばしば、ジャンヌの恋愛語録も流行り、名言がいくつも残っています。

恋愛はポタージュのようなものだ。
はじめの数口は熱すぎ、最後の数口は冷めすぎている。

フムフムうーんうーんうーん