オバマ大統領の推敲 | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

オバマ大統領の推敲




6月に入ったのにご近所では、まだこんなに満開のつつじが咲いていました。

二色ともけんかしそうな強い発色ですが、自然界のお花たちは互いに溶け合って実にキレイに調和していますね。




いよいよこれから大好きな🍀😌🍀な紫陽花の季節。早くも色づき始めてそこここにつぼみたちが今や遅しと開くのを待っていました✨




こちらはガクアジサイかな。
白い4枚の花びらがまるで宙に浮いているような配置で葉っぱと小さな水色花びらと美しいバランスでハーモニーを奏でているようです。

つつじは、実は私の故郷長崎の県花です。
特に雲仙国立公園のつつじは見事です。

また、紫陽花は、長崎市の花です。
日本に西洋医学を運んだシーボルトが愛する日本女性「お滝さん」の名前に因んで「ハイドランド・オタクサ」という名前をつけて世界に知らせた花です。

世界といえば、先月は伊勢志摩サミットが無事に終わりました。世界の首脳の皆さんが先ずは伊勢神宮に揃って御参りされましたね。

穏やかに笑顔で仲良く御参りされる姿がなんとも微笑ましく思えました。

その後、オバマ大統領は広島を訪問されました。
この歴史的な訪問は、来日前から様々な世論がありました。

特にデリケートなキーワードは、
「謝罪」でした。

私は、大統領の来日に先んじて2012年に来日して広島と長崎を訪れた男性の真摯な言葉に共感する者です。

その男性は、クリフトン・ダニエル・トルーマンさん。彼のおじいさんは、トルーマン元大統領です。
日本に原爆を落とす命令を下した米国第33代大統領。

ダニエルさんは述べています。
大事なのは、謝罪ではなく、敬意と共感と傷を癒すことです。

私がやっていることは、祖父の評価をきずつけることにはならない。原爆投下の正当性を譲らなかった祖父だが、一方で核兵器が二度と使われてはならないと考えていた。

とも話していらっしゃいました。

オバマ大統領の祈る姿に、広島・長崎の方は勿論、日本人ならその胸をいっぱいにしたことでしょう。

また、世界の人はどんな風に聴いたのでしょう。

私には、あの名スピーチが、これから後世に遺すべきスピーチであり、正に人類に宣言した平和構築努力宣言だと思えました。

「私達は皆、人類という一つの家族の一員だという根本的で必要な概念です。
これこそが、私達が伝えていかなくてはならないストーリィです。

だからこそ、私達は広島に来たのです

未来において広島と長崎は、核戦争の始まりとして記憶するのではなく、私達の道義的な目覚めの契機の場所として知られることでしょう」

このスピーチ原稿を大統領自身が直前まで何度も推敲を重ねていたことを側近のローズ副補佐官が、大統領直筆の草稿の写真も公開して明らかにした、、、と今日のニュース🆕👂で知りました❗

広島訪問に先立って訪問したベトナムにも触れ、「ベトナムと日本は、アメリカが最も激しい戦争をした国だ」と指摘し、「両国で温かい歓迎を受けた」と振り返っている、と報道していました。

今夜は、なんだかとても長く書いてしまいました🙇

もう、こんな時間に( ̄▽ ̄;)
おやすみなさいませ~💤