映画「ノア~約束の舟」 | 岡部まり オフィシャルブログ Powered by Ameba

映画「ノア~約束の舟」

映画「ノア」をようやく観ました。



6/13公開日から楽しみにしていた本作品は、世界中で物議を醸し出しているそうです。



旧約聖書の一節「ノアの箱舟」のお話は、余りにも有名です。



この有名なお話を敢えて題材に選んだ監督は、NY生まれのユダヤ人ダーレン・アロノフスキー。


「レクイエム」「ブラックスワン」などの作品で「人が極限まで追い込まれた時の葛藤」を描くのに定評の彼が何故、今回125億円もかけたハリウッドの大作映画でスペクタクルに挑んだのでしょう!?



先日、GQという雑誌で高田景太さんの監督への直接インタビューを興味深く読みました。

「ノアの箱舟は、西洋では真っ白な髭を蓄えたサンダルを履いた老人が、ボートに乗り動物達を救うという、ある種のヒーロー物語として捉えてきた。

世界を再生させる為に人類は洪水により絶滅するという、実は恐ろしい物語なんだ。そんな人々のもつ認識を逆手に取り、ノアの箱舟を人類が初めて体験する世界の終末物語として描こうと思ったんだ」以上抜粋

劇場は、久しぶりに有楽町マリオンへビックリマークなんだか、懐かしいニコニコ






アロノフスキー版「ノアの箱舟」は、かなりオリジナリティーに溢れていて驚きに満ちています。



「大胆な新解釈と斬新な映像技術」と上記の雑誌では書いてありましたが、まさにその通りビックリマーク



ヒーローのノアではなく、信仰者のノアとしてやはりここでも監督の真骨頂である「葛藤」が描かれていました。



葛藤の末に見えた契約の虹虹を他の観客の人たちは、どんな風に捉えたのかなぁキラキラ