女子学院中学の学校説明会に行ってきました。昨年に引き続き2回目です。

8時までに来るようにということで、15分前くらいに到着したのですが、1階の席は半分くらい埋まっていました。服装は“紺の装い”という感じではないけれど、黒や紺のジャケットやニットが多数派。でもカジュアルな感じの方もいました。お父様が10人に1人くらいは来ていて、多かったです。

説明会の前にまずは、中学1年生と一緒に礼拝に出席…制服を着ている生徒さんは4人くらい。学校指定ジャージや体操服の生徒さんが結構いました。…朝練かな?その他の生徒さんは私服でしたが、シンプルなのもあり、おしゃれさんもあり。

生徒さんの入退場のスムーズさや、着席後の様子などはささっときちんとしていて、当たり前といったら当たり前かもしれないけれど、好感を持ちました。退場後は元気な声も聞こえてて、そのオンオフもいいな〜と思いました。

説明会の内容は、院長先生のお話が新しく、後半は昨年と基本的に同じかな。

願書だけなら、開始前に購入できますが、過去問は終了後のみの販売で、行列ができていました。

終了後は個別に相談でき、5名の先生がご対応されていました。

生徒さんの取り組んだ課題が、会場の外に展示されていて、文化祭の時もそれはそれは感嘆ものだったのですが、改めて又しても感嘆の嵐。…こんな風にできるのかなぁ?

すごく個性的で、他校とは違う魅力溢れる学校…やっぱり素敵だな〜。改めて魅了されました。


以下、説明会の内容です。(個人が書き留めた内容です。予めご了承ください)

【冒頭挨拶】
平日の早い時間に設定している理由は2つ。

1つは、女子学院教育の根幹にある礼拝に参加してもらうこと。礼拝は、月曜〜金曜までしている。

2つ目は、通学路の状況を確認してもらうため。通学が、学校生活に支障なく登校できるかどうかを確認してもらうため。

【鵜崎院長による教育理念について】
●自己紹介
今年の4月から就任した。それ以前は、民間企業の研究職で、化学が専門。アメリカで初めての日本人高等学校の設立に携わり、12年過ごした。その後、都内の中高一貫女子校に勤め…今年の4月から、生徒の様子を見ながら、半年過ごしてきた。


●女子学院の歴史
今年で創立146年で、2020年に150年を迎える。明治の最初に作られた最も古いプロテスタントの学校の一つ。

1870年 A六番女学校が始まりで、1890年 現在の女子学院に校名を改称して今に至る。


●3人の女性
現在の女子学院の校風、教育理念…自由、自治、自立という土壌を作った3人について

①ミセス・ツルー
「高尚なる志を生かす真の力を養成しなさい。」
「自分に力があるのに他を助けなかった時、苦痛を感じるような女性になりなさい」
「与えられる器は違うが、他人や社会のために働くように。」
→人のためになることをよしとする。

②矢嶋揖子(初代院長)
「あなた方は聖書を持っています。だから自分で自分を治めなさい。」

益城町出身で、人権運動、女性運動に関わってきた。

→ルール、校則を定めてこなかった。規範となるのは聖書である。

③三谷民子(卒業生・4代院長)
「凡てが自由でありたい、互いの人格を尊重しあって疑わず、しかも心と心とが隙間なく睦み合っていたい」

当時、卒業生は日本各地のキリスト教学校に伝える働きをしていた。

→自由、人格の尊重


●教育の柱
⒈キリスト教を土台とする人間形成
・毎朝の礼拝
心を鎮め、1日を思い起こす大切な時間で、卒業生の参加もある

・週1の「聖書」の授業
中学の指導要領には、道徳があるので、それを聖書に振り替えている。高校では指導要領上はないが、必ず取る特設科目としている(指導要領の変更もあるかもしれないが、本学は変わらずあり続けている)。限られたコマ数の中にも必ず入れる。

・礼拝から始まる学校生活、行事

→1人ひとりが神様に愛されているかけがえのない存在である
(生徒も教師もここに集うすべての人が)

⒉知識を統合する力の涵養
・徹底した基礎学力の充実
大学受験に必要な科目、もっとも効率よく…ではない。「今は」必要ではないかもしれないことも将来の糧になるかもしれない。

・問い続ける学びの姿勢
生涯にわたって学ぶことが大切である。だからこそその土壌を作る基礎学力は重要である。将来何が役立つかはわからない。

・体験・実践の重視
・教科の枠にとらわれない柔軟な学び
・興味関心を妨げないリベラルアーツ教育
理系文系をギリギリまで分けない

⒊バランスのとれた人間形成
・リベラルアーツ教育による土台づくり
リベラルアーツというと、かつての大学の一般教養で、広く浅くと捉えられることがある。しかし、「広く」は正しいが、 大学においても専門分野が融合、学際的な学問分野ができてきた。他の分野との関係を持ちながら成り立っているということ。

一つ一つを疎かにできない、これには、あなたには関係ない…ということはあり得ない。それにはやはり基礎学力の充実が必要になる。

大学受験に特化した、専門分野に特化した学びではなく、新しい分野に踏み込むことができるのは、基礎学力の充実である。これにより、フットワークが軽くなる、自由になれる。(文系で大学に入っても研究職に就く卒業生の存在)

・社会の動きを見極める力
・多様性の受容
生徒それぞれの持つ能力、神に与えられた賜物を尊重する。だから、生徒の言うことを否定することはない、議論する。排除するという空気はない。どういう意見でもいったんは受け止める。

・軸を持った生き方
物事を判断するにあたって、どこに立ち返るかは、経験、育った環境、家庭の影響を受けるが、キリスト教の考え方を…。

・大勢に流されず、自分の意見を主張できる力

一生の学びにおいて、中高6年間で学ぶ大切なことは、情緒、感性を育てることである。その時に何を与えられるか、何に触れたか、何を体験したか。これを大切に思い、何を与えるのかである。

⒋社会に仕える人材の養成
・自分のためではなく他者のために
グローバルリーダーになる、トップに立つ、恵まれた力を自分に使う…のではない。人が持っているものはそれぞれ違う。だから、持っていない人のために使う。自分が持っていないものを他者に助けてもらう。

・社会が求めるものの本質を見極める
そもそもその社会が、本当に正しい方向に動いているのか。それに協力してよいのだろうか。何か違うぞと感じる感性、見極める力を身につける。

・賜物を用いられる時に、行かされる・活かされる・生かされる、人とは違う力

・常に自らに問う姿勢…「それは神様に喜ばれるはたらきか?」
社会的に評価される、尊敬される、注目されるかもしれないが、神様に喜ばれるはたらきか?を考える。


●変容する社会の中で必要なのは
・人間の基盤がしっかりしていること
→考え方、判断に一つの軸
人格教育による心の成長
真の「学び」への準備

中高6年間で養うべき最も大切な部分

家庭でのサポートも必要だが、大事な6年間を預かるつもりでいる。

・何事にも適応可能な柔軟性を有すること
→特化した教育からは生まれない
狭い視野にとらわれない
多様性を認め、活用し協働する力を

「競争」ではないく「協調」する社会での活躍

社会の中で、自分の個性をどう活かし、そこにどう参画するか。自治をする学校生活の中で今もそれを活かしている。

・「見る」「聞く」「考える」
周到な事前学習・事前準備
机上のイメージと実際のギャップ
経験と失敗の中から答えが生まれてくる
生徒が運営の中心となる様々な学校行事

失敗しそうだと見えていても、教師は口を出さないにしている。同じ行事だが違う行事がスパイラルされていく中で、学んでいく。


●進路指導
多様な生き方をサポートする進路指導である。大学受験のためだけではなく、その先にある学びへつなげていく…与えられた賜物を活かすために。

入口、出口を保証しない、実績は約束できない。勉強のやり方、サポートはするが、本人の積み重ね方によって異なってくる。経験値に基づく面談はする。

中学生の頃から卒業生の話を聞き、ロールモデルを持ち、将来を見据えていく。…与えられた賜物を活かすためにどうしたらよいのか。

多方面で活躍する卒業生が在校生のロールモデルとなっており、講演会(今年度は女性官僚のパイオニア 白石和子氏)、卒業生との座談会などを実施している。


【カリキュラムなどについて】
・(9p参照) 屋上庭園での中学生の写真
私服の様子がうかがえる…1972年より私服になっている。カバンなどの持ち物も自由。体操服など指定のものもある。

清潔で機能的、中学生らしい、生徒としてふさわしいものとする。家庭でも指導していただきたいし、教師も注意することはある。

靴は軽く履き良いもの、長靴は靴箱に入るサイズまで。

・(10p参照) カリキュラム表
中学は週の平均時間数を示している。6年間聖書の時間があるのが特徴。

高校は、文理に関わらずすべて勉強する。高校2年生までに学問の土台をしっかり築く。進路を絞らず、人生の幅を広げられるような学習指導をしている。

高2では、数学6単位のかわりに、10%の生徒が数学4単位を選択(残り2単位はオルガン演習、美術、食物、被服から選択)。ただし、この数学の履修状況が、高3の文理の選択に影響はない。

オルガン演習は、パイプオルガンの練習をする。今年度は、7名履修しており、2月に発表がある。

高3は文理に分かれる。受験特化したものはないとはいえ、2時間の演習がある。

一部の教科の単位が多いということはなく、満遍なく…基礎学力の充実、統合する力を、判断し、まとめ、発表できることを目指している。

総合的な学習の時間も、年間70時間ある。中1は「女子学院と私」、中2は「共に生きる」、中3は「社会との関わり」、高校生は「命の尊厳」をテーマとしている。

行事に準備段階から関わりながら…人間としてどう生きるか。様々な知識を獲得しつつ、自分にできることを考えていく。

・学校生活
8時10分までに登校、15分から礼拝(7時半から学校に入れる)

8時40分から授業で、毎日6時間授業。中学は、ロングホームルームで水曜日が1610または1630まで。週5日制で週に30時間プラス総合的な学習の時間数が2時間の合計32時間。

完全下校は、4月〜10月が1730、それ以降は1700。

土曜日は、クラブでかなり多くの学生が登校している。

二期制なので、 年4回しかテストがない。

授業内容は6年間を通して計画されている。

英語は中学ではクラスを2分割、高校は学年を7分割している。数学は、中学3年から高校の内容、国語は中学から古文など。理科はレポート多く、社会は教科書ベースだが、かなり内容は高度である。近現代史に力を入れているところが特徴。家庭科では、エプロンは最初に作り、ずっと使う。調理実習で、自分の分は自分で作る。

教員は、授業に一番力を入れている。授業準備を十分行い、教師間の話し合い、打ち合わせもよくしている。

授業では、ミニテスト多い。できていないところを細かくチェックしている。できによっては、再試、レポートの再提出もあり。

印刷物のシラバスはないが、試行錯誤毎年変更しながら年ごとに全教員で共有している。

中学の間に自分の勉強スタイルを見つけて取り組むように、教員も意識して授業を行なっており、概ね応えている。

補習や長期休暇の講習はないが、成績が芳しくない場合は個別に対応している。保護者とも相談する。自由であるが、放任ではない。

63名の専任教員のうち、男性が18名、卒業生が18名。基本的に中高両方担当し、担任は持ち上がり。学年全体を5人で持っているというスタンス。

年齢、経験にとらわれず、神様の前に生徒も教師も同列である。生徒の人格を尊重し、生徒が納得するまで話し合う。

・行事
10月24日 創立記念日集会…礼拝と講演会を行い、創立を振り返る日(休日でない)。

12月 クリスマス礼拝…全員で合唱。中学は学年別、高校は全員でハレルヤ。保護者向け礼拝は別日に実施。

・(16p参照)クラブ活動
自由参加だが、中学はほぼ全員参加。高校は80%くらい。
週2〜3回、水曜以外の放課後と土曜日に活動。活動時間が短いが有効に。

掛け持ちもいる。高校2年の秋に引退している感じ。

・(19p参照)施設
カウンセリングルームでは、週2回カウンセリングを実施。カウンセリングの歴史は50年以上となっている。内容は極秘で、担任にも伝えていないが、担任も気になったことは相談するなどの連携もある。

・進路指導
中3、高1で卒業生の話を聞く。複数の卒業生に話を聞く機会がある。その他、講演会が年間数回あり、卒業生に限らずお話を伺う。

進路指導室は各種資料があり、自由に閲覧可能。

進路について、教師からの働きかけはないが、2名の担当と担任で指導する。

今年度の3年生は、109名が文系、107名が理系…例年だいたい半々となっている。

センター試験はほぼ全員が受けている。

推薦はほとんど利用していない。昨年の実績では、11名…指定校で慶応と早稲田に、公募で国立に数名、私立に数名。

浪人は昨年度が44名で20%、一昨年度は58名で24%であった。女子校にしては、高い割合であるかもしれないが、目標をもって、自分の目標を達成するためにと考えている。

【中学担任による教科について】
・英語科
中学での英語教育は、1教科としての英語ではなく、英語を使ってさまざまな分野に目を向け、視野を広げ、自分の考えを述べることを目標にしている。

中1では3種類の授業があり、日本人とネイティブが組んでいる。クラスを2つに分け、20数名の少人数制。

最初からほぼ英語のみで、最初は緊張した様子もあるが、1ヶ月もするとリラックスしている。英語の授業は英語でと受け止めている様子。

日本語で中心に進める文法の授業が、1時間ある。英語での授業を補う形で、難しい問題集を使い、LL教室で音声教材を使用している。宿題、家庭学習多く、問題集の提出…出すまで頑張るように。

セクションごとに暗唱テスト、その他単語や文法の小テスト多い。再試、補充授業もあり。

2年からは教科書だけでなく、発展学習も。

リーディングマラソンで多読を行い、期限までに何冊か読む。これに並行して長期休暇は長めのもの、「赤毛のアン」を読み、確認テストも行なっている。

自己表現ノートではライティングを実施。1年から英文を書き続ける「All About Me」…1年生では、自己紹介、家族や友達の紹介、日記、夢の旅行計画、将来の自分の理想像、赤毛のアンの続きを作るなど。3年では、将来何をしたいか、東北旅行の様子、自分にとって大切なもの、中学生活を振り返ってなど。

英語を書き、人前で話すことを楽しんで行うように。

詩や英語の暗唱コンテスト、スピーチコンテスト、英語でのディベートなども実施しており、3年生のディベートの実施は、中学での英語教育の目標となっている。

ただし、入学前に英語に慣れておくことは不要。過去の経験にとらわれず、積極的に英語を使うことで力をつけていく。

その都度触れる新鮮な驚き、学問の楽しさ、好奇心を期待する。

・体育科
最初に行うのは、20年前の卒業生が作った「JGエアロビ」を覚えること。

中1はマット、ダンス、短距離、バレー、バスケなど、さまざまなスポーツをしている。広さや人数などを考慮し、JGルールを設定することもある。

運動系のクラブで、全国レベルになる生徒はいない。むしろ体育を苦手と感じている生徒の方が多い。

1年固定の7、8名のグループ学習を行い、目標を達成する過程を大切にしている。グループの仲間との関わり、怪我を防ぐこと、補助の適切な仕方、自分の体を知り、体調管理をすることを学ぶ。

苦手な生徒は多いが、嫌いな生徒は少ない

春の体育祭は、上級生が半年前から手作りする。学年対抗戦なので、上級生が勝つことが多いが、成長がうかがえる。

自我が芽生える…1年生は自立を目指してレッツトライと称し、自分で起きる、弁当箱を洗う、服をたたむ、家族にご飯を作るなどのことをすることもある。

2年生の御殿場教室は、真のJGの始まりとも言われる。今年のテーマは、「共に飛ぶ」だった。

友達の考えを聞き、自身のものと照らし合わせる。学校生活は、楽しいことばかりとは限らないが、苦い経験などから人との付き合い方、社会にでる準備となる。困っているひと、傷ついた人を助ける人に。

参加者の感想から…「御殿場教室を経て、自信を持つことができた。それは小学生の頃とは違う自信だ。小学生の時は、他の人よりも優れているという自信を持っていた。でも今は、みんなもそれぞれ才能を持っていて素晴らしいけれど、自分もみんなと同じようにかけがえのない存在だと思えるようになった。」


【施設・防災】
3300坪の敷地、御殿場は2900坪。その他建物の配置についての説明のあり。

緊急時の緊急連絡表について、防災倉庫についてなどの説明のあり。


【学費】
(22p参照)
学費その他を含め、月額60,990円。毎月自動引き落としなので、一括、部分払いなどはなし。

入学金38万、1年生の6月頃に1口10万3口以上の寄付をお願いしている。


【入学試験】
(21p参照)
・受験資格について…遠距離通学は90分以内(家から学校まで、徒歩なども含め)。最寄駅が同じでも各自事情が違うので、願書提出時に面接を受ける必要がある。学校側で路線図を掲示、最寄駅がブルーの色の駅の場合は、出願時に院長面接があり、確認する。

・遠隔地受験…本校は、親元から通学することが原則となっており、出願時点での住所が90分以内であることが出願条件である。4月からの転勤が決まっている場合、家も決まっていれば受験可能だが、家が決まっていないと受験できない。この場合も出願時院長面接あり。

いずれの場合も、院長面接で出願が認められれば、制限はなく、不利益などもない。

・選抜方法…4科目の筆記試験、面接、調査書による総合評価。面接は12:40から、5人ずつのグループ面接。

合格最低点や解答、解説などの公表は一切なし。過去問の解説などは、塾や出版社による独自のもので、間違っている場合でも指摘はしていない。

・出願書類
願書と報告書を提出する。
願書綴りは繋げたまま。
記入の注意をよく読んで書く。
志望動機の欄は、本人でも保護者でもよい。
写真は2ヶ所ある。

報告書は独自のものを用意しており、所見なしの数字のみ。担任に書いてもらう。欠席の理由は必ず書いてもらう。6年生の途中で転校した場合でも、今いる担任の先生に書いてもらう。

今年度は、1月20日、21日、23日、24日の9時〜16時に窓口出願。郵送はできない。その場で面接がある場合もあるので、保護者が持参すること。

受付は9時からなので、あまり早く来ないように。出願状況は毎日HPでお知らせしている。

当日の持ち物、集合時間などは受付時に詳細をプリントで渡しているが、基本的には筆記用具(鉛筆かシャーペン、消しゴムのみ)、お弁当。

上履きへの履き替えはなく、下ばきのまま。雪、雨などで履き替えたい場合は、履いてきた靴は保護者が持って帰る。

携帯電話は持ち込み禁止で、持ってきた場合は終了まで預かり。本や参考書なども持ち込み不可で、同様に預かり。面接までの待ち時間などは高校生が相手するので、勉強に関係ない本も含めて持ち込み不可。

服装は、筆記試験が受けやすい楽なものでよい。暖房がきいているので、調節できるものがよい。面接に向けて着替える場所、時間はなし。

だいたいの面接予定時間をHPでお知らせしている。ただし、受験番号順にはならないが、全体的には番号が遅いと遅くなる傾向がある。

試験時間の合間の飲食は、奨励も禁止もしていない。

面接終了まで、保護者とは会えないので、必要なものは生徒が持つように。

保護者控え室は講堂となっている。特に何もない…問題の貼り出しはあるが、終了後に持ち帰りもある。必ず生徒は講堂に戻ってくることになっており、待ち合わせは講堂にすること。

体調不良時の保健室受験は、養護教諭の判断によるもので、希望はできない。無理をさせることはない。

雪などの交通機関の乱れは、3pにある緊急時連絡、テレドームシステムに電話すること。事務室の電話にはかけないように。また、5年生以下は下見に来ないように。

補欠者は決まっているが、発表はしておらず、発表時は合格者のみ。手続き状況に応じて、家庭に個別に連絡する。家と緊急時の連絡先をしっかり書いておくこと。ただし、出なくても飛ばすということはない。

足切り点は各教科ごとに違うものがあるが、発表はしていない。ただし、総合点で合格ラインに入る人で、引っかかる人はいないので気にしない。

・入学後の移動(転居など)
特に中学では、家族との転居を移動をお勧めしている。転居先への転校になるので、JGは退学することになる。ただし、高校2年生までに戻る場合は、転入試を受けることができる。

転居先にプロテスタントの学校教育同盟を紹介できることもある。ただし、相手先の転入試験は相手先による。

高校での外国留学は、1年間、相手先でも1年間勉強してくる場合は認められる。留学単位として認めて、元の学年に戻るシステムもある。本人の希望で、下の学年に下りる場合はそれも可能。ただし、出発前にどっちにするかを決める。

JG中学卒業生は、全員高校に入ることができる。他校に行きたい場合は、出願時点でJGに戻れなくなる。

・合格発表後の登校日
2月18日土曜日:物品販売の日
体操服、体育館ばき、文具などを購入する日。本人と一緒に来るように。

3月4日土曜日:保護者オリエンテーション
都合がつけば両親に来て欲しい。親のみで、本人や小さな子は連れて来ないように。
キリスト教について、学校生活について、入学までの準備などの話。教会のリストを配布する。

4月7日:入学式
入学式まで課題はなし。英語も、まったく英語に触れたことのない人を対象とした授業を展開するので心配ない。
小学校生活の締めくくりをしっかりし、受験勉強でできなかった、読書や家の手伝いなどをするとよい。

以上です。