義理の父が亡くなって
2年ちかくも経ったというのに
今だ手付かずで放置している
父名義の不動産の数々
宅地や建物に加えて
小さな畑や山林が
あちらこちらに散らばってあるみたい
何処にあるんだか
さっぱりわからないけどね
全く有効利用されておらず
ほったらかし状態なんだけど
固定資産税は納めなくてはならず
不動産というより
経費だけのかかる負動産だよ
いわば負の遺産
売れるものなら
売っばらってしまいたいと思うけど
買いたいなんて人は
そうそう居そうに無い
そんな物件です
なのに義母は
「先祖代々の土地は守っていくべき」
だという頑な考えをもっているので
全然お話になりません
時代も暮らしぶりも
家族という構成も変わってきたというのに
考えが全くぶれないからすごい
来年から法改正で
名義変更が義務化される
権利から義務への移行ってことです
とくに欲しくもない不動産だけど
死んだ人の名義でのおきっばなしは
NGとなるので
速やかに登記書き替えの手続きを
する必要があります
その手続きは
法務局で申請するんだけど
揃えなくてはいけない書類も多くて
なかなかややこしい
なので一般的には
司法書士さんに依頼する人が多いらしい
でもそうなるとかなりの報酬を請求されるんです
ならば自分で頑張ってみようと
ネットで調べて準備をし
役場や法務局に何度も足を運び
我ながら頑張りましたよ~
やれば出来るものだ
やっとこさ
いよいよということで
離れて好き勝手に生活しているお兄様に
連絡しました
法定相続人である義兄の捺印も必要なのです
ところがここから事態は
思いもよらない展開を見せると
となるのです