緊急帝王切開 後編
ひたすら点滴をしながら、その時を待つ。
陣痛は点滴のおかげで弱いながらも時々ある。
でも状態が落ち着いているから手術時間はもう少し遅くなるかな。
と話していたら、5分後に手術室に向かうから、旦那さん呼んで!と、その時は突然にやってきた!
慌てて旦那を呼び歩いて手術室へ。
手術室に入るとさっそく麻酔が始まる。
硬膜外麻酔と腰椎麻酔。麻酔の時の姿勢がちょっと辛いが頑張る。
準備が整った頃にちょうど旦那到着。
コロナ禍の中だけど、ありがたいことに当日は出産の時と、産後落ち着いた時に15分づつ立ち会いができたのです
ぐいぐいお腹を押されて、オギャー!と元気な産声。 Dr.「真っ赤なかわいい赤ちゃんです」と
真っ赤なお顔を見せてもらう。
そして赤ちゃんの手を触って臍の緒を触ってちょっと触れあって旦那と赤ちゃん退室。
私は、3回目帝王切開のため、卵管結紮をしてもらい、閉創。
若干嘔気があり。手術が終わるまで耐える。
術後もやや嘔気と動悸があったが、時間とともに落ち着き見られる。
その後2時間ほど母子ともに状態が落ち着いていることを確認し、病室で旦那と赤ちゃんと15分のふれあいタイム
看護師さんに3人の写真を撮ってもらう。
出産まで後1週間ある予定だったため、なんだかまだいまいち実感がわかなかったけど、産まれたんだと、安堵に包まれた瞬間でした。