「FINAL BURNING in Budokan 小橋建太引退記念試合」
日時:2013年5月11日(土) 開場:16時 試合開始:17時
会場:日本武道館
兄の影響でプロレスを見始め、聖鬼軍ve超世代軍にどっぷりハマっていた私。
ただ、環境が変わってプロレスを見なくなった時期がありました。
プロレスから離れていた私が、また見るようになったキッカケの試合が
小橋vs佐々木の一戦。(ドームだったかな??)
夜中にプロレスをやっていた当時。
ビッグマッチということで、1時間のスペシャルでやってたのをたまたま見て
「あ~、そういえば私、プロレス好きやったんや」と思い出しました。
それからしばらく経った頃、パーソナリティを始めて間もなかったfm-gigで
京都出身のスポーツ選手にインタビューしよう!的な企画が持ち上がり
ちょうどその時期、偶然にも京都にNOAHが来るタイミングと重なった事もあり、小橋選手にインタビューをすることに。
←注:2月ですヽ(;´ω`)ノ
馬場さんの付き人時代のエピソードや、ラリアットを極めようと思ったキッカケ
プロレスに対する熱い想い・・・
15分程度のインタビューの予定が、気付けば45分over
小橋選手は、とにかく熱い
心の底からプロレスを愛し、プロレスを一人でも多くの人に見てもらいたいという気持ちがヒシヒシと伝わってきて
『応援したい』という気持ちがムクムクと湧き上がってきたのでした。
何より感動したのは「小橋選手は、誰が相手でも話す姿勢は変わらないんだな」という事。
そして「楽しかった。またこういう機会があれば、出演します」と言ってくださったこと
私に出来る事は、ラジオで伝えることぐらい。
影響力なんて全くないかもしれない。
でも何もしなければ0だけど、1ぐらいにはなるかもしんない。
そんな想いから、私の「プロレス番組」がスタートしたのでした。
最初にインタビューをしたのが小橋選手でなければ、多分プロレス番組をやろうなんて発想は
出て来なかったと思います。
小橋選手のインタビューから始まったプロレス番組は、形は変わりながらも現在進行形。
その後、NOAHのほとんどの選手にインタビューをさせていただきました。
というのも、三沢選手にインタビューをした時。
雑談中にポロっと「ぶっちゃけ一部の選手だけなんだよね」的な事をおっしゃったのが印象に残っていたから。
確かにプロレス雑誌などを見ていても、インタビューが載るのは一部の選手のみ。
私はその言葉を「他のやつにも聞いてやってくれ」という意味だと勝手に解釈し
それ以来、一人一人にスポットを当てていこうと考えたのでした。
そして、どうせなら選手にも楽しんでもらいたいと思い
イラストを描いて毎回心理テストを取り入れました。
プロレスラーのインタビューに心理テストなんて、遊びを取り入れても大丈夫なのか?
若干の不安はあったけど、それも「ぶっちゃけ、こういうの好きだけどねw」という
三沢選手の言葉に、勝手に”大丈夫!”と判断して全選手に敢行(笑)
*イラストの一例*
小橋選手。
丸藤選手。
*KENTA選手のイラストには必ず愛犬・一茶くんが一緒というプチこだわりアリ(笑)*
小川選手。
今は番組のスタイルが代わった事もあり、心理テストはやらなくなりましたけどね~。
閑話休題。
そうして小橋選手最初のインタビューから2年が経った頃。
2度目のインタビューの時に印象的だったファンに対しての言葉。
「一試合一試合、これでリングにあがれなくなっても後悔しないように・・
ずっと上がりたいですけどね、でもそういう気持ちでやってます。
そういう気持ちでリングに上がっているのをファンの皆が受け入れてくれた、理解してくれた。
信じて待っていてくれた皆がいたからリングに戻れた。
そうやって少しずつ積み重なってきた事で、信頼関係を築いてこれたんだと思います。」
気持ちというのは何かをやったからといって、すぐ明日結果が出るものじゃない。
20年、全力でやってきたことが少しずつ受け入れられた。
何より、ファンを信じてきた。
そんな小橋選手だから、ファンがついて行くのだと思いました。
過去に何度も手術を経験している小橋選手。
その都度「あ~、オレ、もうできないのかな?」そんな風に考え、何度か「引退」を意識したことがあるそうです。
リングに上がった時点で、怪我は言い訳にならない。
今まで、沢山の色々な葛藤と戦ってきたのでしょう。
そんな小橋選手が「引退」を決意。
小橋選手が引退するなんて考えたことなかったけど、いざ発表されると
「良かった」と思ってる自分がいたり、反面寂しかったり。。
表現しがたい感情が湧いてきました。
ラストマッチ。
今できる限りの最高の状態を作り上げてリングに立つのでしょう。
プロレスが好きだったことを思い出させてくれた小橋選手。
プロレスを応援したいという気持ちにさせてくれた小橋選手。
感謝の気持ちで、ラストマッチを見届けたいと思います。