『ネイルケア』の歴史は、
日本では、平安時代に高貴な人々の趣味として
鳳仙花や紅花などの汁で爪に着色したのが始まりです。
江戸時代に入ると原料のホウセンカのことや
爪に色を塗る行為を
『爪紅』と呼び
主に遊女が行っていました。
私がネイルサロンをオープンした1985年頃もまだ、
ネイルに赤いマニキュアを塗ることをよく思われなかった時代でしたよ。
爪が長いと、『それじゃお米も研げないでしょう!』
とよく言われました(笑)
『手はその人の生活レベルや教養まで表す』
とアメリカでは言われていますが、
身体は洋服で隠し、顔は化粧でごまかせても、
『手』は隠せないところですものね。
私自身も、
生活に追われていると
爪がボロボロになってしまうので
いつも思うことなのですよ。
ネイリストのくせにね、、