きのう3月9日はバービーのお誕生日だったそうです。誕生日ケーキ

 

 

 

お友達からお祝いしてもらうバービー。 Barbie twitterより。)

 

 

 

 

最近、バービーにもダイバーシティを。ということでマテル社が

多種多様なバービーを発売するとニュースになっていました。

 

 




背の低いバービー、ぽっちゃりなバービー、目の細いバービー、7種類の肌色、22種類の目の色 etc...

 

 



バービー人形といえば必ず

金髪で・背が高く・やせていて・肌が白く・ブルーアイズ

 


これらが、幼い子どもたちに美の固定観念を植え付けてしまうのではないか、

という批判が常にありました。



それに取り憑かれてしまい、経済力と実際の行動が伴ってしまうと こうなるのかもしれません。

 



改造を繰り返し人形と同じ美を手に入れたとして有名なヴァレリア・ルカノワさん


 




食事はジュースなど流動食で、シワができるから表情もほぼ変えないそうです。

 

 

 

 

 



同じくリアル・バービーとなったロリータ・リッキさん。




顔だけで言うとルカノワさんより本物のバービーに近い!

こんなアイラインと鼻だよね・・・

 

 




本当にお人形にしか見えない。 news dog media より)

 

 


本人が幸せなら他人がとやかく言う問題じゃないのかもしれませんが、

憧れがいつしか強迫観念となり、一生心理的呪縛に苛まれたら(ちょっとでも太れない・ちょっとでも老けられないなど)どんなに美しくなれても人生ハッピーではないので、

確かにマテル社のような発信側は多様性を提示するのが社会的だと思いました。



美の固定観念というのは大抵無いものねだりだったりします。

タイでは色白肌がもてはやされ、先日は美白化粧品のCMの

「白ければ、勝ち。」というキャッチコピーが差別的だと大問題になったとの事。

 


タイの白肌信仰には、

貧困地域(農村)での屋外作業に従事していない、

クルマを持っているから外を歩かない  イコール裕福さを表すからだとか、

 

元のタイ族よりも色の白い中華系人種が政治経済の上層部を牛耳っているせいだとか

 

色々な理由が背景にあるようですが、一方で

 

白人は「日焼け肌がゴージャス」と言ってせっせと肌を焼き、

 

ブロンザーを顔に塗っているのは皮肉なものです。