私はしょっちゅう「ママ服」を着ます。
母が60~70年代に着ていた服というのがことごとく可愛くてシルエットも好みで、
洋服屋さん

当時はわりと、好きな生地を購入し好きなデザインに仕立ててもらう事が
今ほど珍しくなかったらしく、同じ生地でくるみボタンにしていたりして本当にかわいい。
今の服と合わせる事でオリジナリティが出て好きです。
このトレンチとステンカラーの間のようなコートは、
私の代で着倒しすぎていいかげんヨレヨレしてきてますが、
コンパクトなAラインシルエット、手首が見える8分そで、大きな襟、真鍮のボタンが可愛いのです。
ヨレヨレ具合も逆にフランス映画っぽいと言い聞かせながら愛用しています。
だってこういうのいま探してもなかなか無いんだもん・・・・・・・
中はジョンスメドレーの赤とピンクの中間の色のハイゲージニットと
それと同じ色のコロンとしたスエードパンプス、くすんだ水色のパンツで
ちょっとシェルブールの雨傘的に・・・・
中学生ぐらいの時に 「あなたこれ着る?」 と言われて 「え~着な~い」
とか言って捨ててしまったものもたくさんあるんだけど、
いま思えば千鳥格子のセットアップとか重厚な生地のパンタロンとか本当に惜しい!!!
あ~んばかばか。