一度は通った事のある方も多い新宿駅南口 ミロードの鉄橋


(写真はmsn産経ニュースより)


昨日この上にスーツ姿の男性がのぼり、拡声器で

安部政権と集団的自衛権に反対する声明を繰り返した後

みんなが見つめる前で焼身自殺を図ったという。



燃える人間の写真がツイッターなどで拡散される一方で、

報道は違和感を感じるほどサラリとしたものだったそうです。



いつも愛憎劇系殺人事件の背景を不必要なほど深堀りしたり

通り魔事件で街の声をたっぷりインタビューしたりする割に

サラッと 「現場は一時騒然となった。 おしまい。」

だけで終わるというのは・・・・・・・・・。


この人浮かばれなくて可哀想じゃないか!とかではなく。


単なる自殺でも通り魔でもなく、強くはっきりしたメッセージがあるからこそ

あえて触らない意図が働いているとしたら怖い事ですし

SNSで話題に上っていたとしても

「わーやばいねやばいね!みちゃったのー?」

「みなくてよかったねー!」

と、本質に全然触れない反応も怖いと思う。




クリエイターがすべき事を考えるとき、

麻痺した感覚をハッとさせる表現を考えるとか、

あえて正攻法をやめてでも伝わる手段を考える事かなと思う。

声高に繰り返すほどいつしかBGMになってしまう危険性もふまえて。