1948年の映画で、マーティン・スコセッシ (「タクシードライバー」や「カジノ」の監督 ←大好き!) が
2年半かけデジタルリマスターしたものです。
1950年、有楽町の「有楽座」で公開されたものを母が観て、子ども心に強烈に焼き付いた忘れられない一本
だった事と、 「ブラック・スワン」に通ずる作品だという事で、一緒に渋谷のユーロスペースに観に行きました。
現代の多くの監督がこの作品をリスペクトし「創造エネルギーの源である」と公言しているそうです。
アンデルセンの童話
は
母の葬儀に赤い靴を履いて参列した少女から靴が脱げなくなり、勝手に脚が踊り続ける。
昼も夜も踊り続けなければならず、身も心も疲弊した少女は首斬り役人に依頼し両脚を切断してもらう。
すると切り離された両脚と赤い靴は少女を置いて、踊りながら遠くへ去ってしまう。
・・・というお話です。
映画はそれをベースに、また別の悲劇が描かれます。
「ブラック・スワン」 のナタリー・ポートマンは素晴らしかったけれどやはりプロダンサーではないので
上半身が中心ですが、この「赤い靴」の主役は 実際のバレリーナ モイラ・シアラーなので
たっぷり全身ショットで踊る姿が鑑賞できます。
脱げなくなった赤い靴でクルクルと踊る姿
は、オルゴールの中のお人形みたいで哀しい。
「世界中で誰よりも赤を美しく表現できるカメラマン」 として有名なのだそうです。
赤という色の魔性の魅力が堪能できます。
私も、この前赤い薔薇の写真を撮っていて ↓何か他の色と違う怖いような存在感を感じました

映画 「赤い靴」 は各都道府県1館の上映で 東京は渋谷のユーロスペースのみです。 おすすめ!


















今TRAINオンラインショップでは ミニミニサイズの女優ミラーをプレゼントキャンペーン中です

ジュエルクリップ オフィシャルサイトはこちら
ステイフィット オフィシャルサイトはこちら









