建築家の黒川紀章さんの弟さんにあたり、
東京のレオナルドダヴィンチとも言われるデザイナーの
黒川雅之さんが主宰する勉強会 「K塾」 へ。
黒川先生は 「デザインと死」 という本を書かれていて
これは黒川先生の友人でもある小枝取締役から社員必読書指定(!)がかかった本なのですが、
クリエイティブ書を超越した名哲学書 
 
物事の捉え方の深度が凄くて...クリエイター以外にも絶対お勧め。
そんな黒川先生のK塾はやはり.....濃かった。
いつも死とは何か?生とは何か?宇宙とは何か?と問いながら人生を生きていて
デザインする時も 美とは何か? と全霊をかけ追究されている方だと思いました。
ゲストに新進気鋭デザイナー、nosigner氏を迎え
トークセッションがあったのですが その時も
「その表現は安っぽいんだよ」
「理論のすり替えがあったように思える」
とか ハラハラするような 応酬がありつつ、最後には
「俺は君を尊敬している」 と 20代の若者に宣言する。
>デザイナーは企業などの顧客のためにデザインをする時にはプロフェッショナルである。
>プロとして顧客の抱える問題に解答を出さねばならない。
>それへの対価としてデザイン料が支払われる。
>このプロフェッショナルな解答を得るためには、実はこの企業への解答以前の
>人間への理解や美への想いや世界の成り立ちについての考えを持っていなくてはならない。
>デザインは弁護士のように単に判例の知識や法律の知識だけで解答が出せないからである。
>デザイナーはプロフェッショナルであるためには
>プロ以前に自由人の立場でのそれらの深い思索が要求される。
>人間に深入りなくしては企業の要求には答える智恵は出てこないし、
>知識の加工だけで解答が得られるものでもない。
終了後はもちよったワインや食べ物をひろげての懇親会。
チーズやケーキは豊富だと思ったので、私は塩むすび 持参。
持参。
奥様の加藤タキさんもいらっしゃいました。
一クリエイターとしても人としても深く思考を巡らす機会を与えられた日でした。
(小枝さんありがとうございました。)








