どこへ案内しようかしら?
今回は彼女を助手席に乗せて東京観光。
猫好きな彼女の喜ぶ顔が見たくて…招き猫に会いに行こう!
柔らかな陽射しを受ける、紅葉の葉のグラデーション。都会でも風光明媚を味わえた豪徳寺の、猫ちゃんが好みそうな温もりを感じられる場所へ、念願の〝招き猫〟を奉納しました。
偶然、居合わせた親切な紳士の、墓所や歴史の解説に聞き入っていたら
皇居の景色が空想で巻き戻り、江戸城や大奥は教科書の中だけの話しではなかったのだと〝歴史〟を感じながら手を合わせた井伊家の墓石。
東京タワーを写真に収め
ランチは〝トマトすき焼き〟(初めていただいた、かぼちゃの浅漬け)
「もっと大きな東京タワーを眺められるよ」
鏡のように磨かれた床。東京とは思えない程、静寂な大殿内。阿弥陀如来を拝顔しながら、自分の鼓動が聞こえ、全身に血が巡っていることを感じた増上寺。
何度も前を通りながらも、一度も訪れたことが無かった築地本願寺。
わずかに摘んでお焼香をする私に「親指、人差し指、中指で、このくらい取らなくちゃ」と抹香の正しい量とお焼香の意味、ご本尊の説明までしてくださった老紳士。「撮影、OKだからね。いっちばん前まで行くと綺麗に撮れるよ」と案内してくださいました。
築地本願寺のカフェで甘味をいただきながら「夕陽が綺麗ね」と、東京でも広い空を望めることに感嘆し…視界に入った飛行機。
「飛行機、好きなんだ」友人の一言から…羽田空港の夜景が眺められる足湯に浸かり
初冬の風を感じて「来月は足だけじゃなくて全身、温泉に浸かりたいね」と計画を練ってまいりました。
何十年と住んでいる東京。生活の一部でしかなかったものが…友人と一緒に巡れたことで、美しい東京を発見できました
何の変哲もないおかずだけれど…東京を感じる心眼が成長したかな⁇娘が起きてくる前にストーブを点けた朝。
毎日同じ日なんて無い…と思いながらも、日常の視点を変えることはなかなか難しい。けれど、人との出会いや友人のおかげで視野が広がり、笑顔が増えれば心も豊かに過ごせる。やっぱり倖せは人と生まれるものなのだな〜♪