誕生と同時に、障害物競争がスタートしました
頑張れ、チビ助
リスクの一つに挙げられていた、肺が破れるという「肺気胸」を発症しました。
生後2日目のことでした。
この事実、当時の私には知らされていませんでした。
なぜかと言うと・・・きっと伝えるべきではないと主治医がジャッジしたから
帝王切開で出産した場合、当日は尿管を入れられます。
翌日尿管を抜き、自力でお手洗いまで歩いて排泄できれば、赤ちゃんとの面会が許される(NICUまでは車椅子で移動)と言う流れになってました。
私も出産後1日目、尿管を抜きお手洗いまで歩くことに
激痛と聞いていたので覚悟していましたが、思ったより痛くないかも
何とか歩いてお手洗いに着きました。
がしかし
トイレで座った時に異変は起きました
吐き気と共に目の前が真っ白になる感覚がして、座っていられなくなりました
倒れると思った瞬間、慌ててナースコールを押しました。
(空白の数分間があり)
気付いたら主治医が目の前にいました。
看護師さんも4〜5名いて、トイレにストレッチャーが運ばれてました。
あれよあれよと言う間にストレッチャーに乗せられたものの、私はパンツを下ろした状態
「パンツを履きたいです」
と伝えました。
病室に戻って、平常心を取り戻した時に主治医は優しく言いました。
「産後翌日に、いきまなくても大丈夫ですよ(笑)」
その時はボーッとしていて「はい」としか言ったけど、今なら声を大にして言いたい!
「違ーう」
と
パンツを下げた情けない姿を見られた上に、をしていたと勘違いされるなんて(涙)
帝王切開で1.1㍑も出血していた上に、急に起き上がって血液が足の方に一気に流れたせいで貧血を起こしたようです
その後も何度か立ち上がりましたが、フラフラしすぎて歩けず。
NICUを訪れることが出来た時には、夕方になっていました
会いに行く体力もない自分が情けなくて、NICUに着くなりチビ助の前でオイオイ泣きました。
遅くなってごめん、と。
そんな私を見ていた先生&看護師さん達は、私をすぐに病室に戻そうと決めたようで、面会時間5分ですぐに出されることに
翌日肺気胸を発症しましたが、情緒不安定な私に言うべきではないとジャッジされたようで、数日後にチビ助の主治医から事後報告を受けました。
「肺に穴が空きましたけど、閉じましたからね。」
「」
先生、黙っていてくれてありがとう。
チビ助、また1つハードルを越えられたね