6月24日 月曜日
すっかり夜型になっております。
頭が冴えてる午前2時。
奇跡のりんご
奇跡のりんごこと、無農薬でりんごの栽培に成功した木村秋則さん。
たまたま都市伝説系のYouTubeを見ていてお名前を知りました。なんでも龍が見えたことがあり、またUFOに連れ去られたことがあるんだとか。(私は信じます)
そんな木村さんの本を読ませていただき、感動しました。
著書の中では無農薬に成功するまでの10年間の軌跡が語られていました。農業のことを知らない私のような者でも感動しました。
そのまま、映画をレンタル。
周りの人から「かまど消し」とバカにされながら、親にも見捨てられながら、それでも執念ともいえるレベルで無収入の時代を生き抜いたその生命力、心の強さに涙しました。
また、「これはもう死んで詫びるしかない」と向かった先でまさかの展開を起こすあたりは、龍か神様かがバックについてるとしか思えません。
こういう素晴らしい方は日本の宝です。
小林正観さん
前々からお名前は聞いておりましたが、てっきり瀬戸内寂聴さんのような面持ちで出家されてる方か何かだと思っておりました。
最近YouTubeで動画を見つけ、数本拝見しました。
3 idiots
この映画を見ました。2013年に日本で公開されたインド映画です。あのスピルバーグ監督が大好きな作品なんだとか。
初めてインド映画を見ましたが、とっっっても良い作品でした。競争社会の脆さ、心の健康の大切さ、自分の心に素直に生きることの難しさと素晴らしさをストレートに描いた作品でした。
170分という長時間の作品なので2回に分けて見ましたが、なぜいい作品と言われているかがよく分かりました。
劇中で、何か問題に局面した時に彼らが口にする言葉があります。
"All is well, all is well, all is well..."
(「大丈夫、きっと大丈夫、大丈夫だ...」)
人がパニックになった時に深呼吸をするように、この言葉を自分自身に繰り返すのです。
ともすると私たちは、問題を大きくしてしまいます。それはその時の感情にがんじがらめになって、問題を何倍にも見える状態にあるからかもしれません。
彼ら(特に真ん中の男性・ランチョー)の生き方には心が動く人が多いのではないでしょうか。彼は常識を疑うことを恐れません。
木村さんがりんご一筋でいられたのは、ご本人もおっしゃってましたが「バカになれ」と。バカになり、常識をガン無視することで新たなレジェントが生まれるのかもしれません。
人生は修行ではない。
目の前に起きる出来事をどう捉えるか。
借金がたくさんあっても楽しそうな人もいれば、何億もの資産があっても不安で眠れない人もいる。
実際そんな問題に直面したら「そんな簡単に割り切れたら苦労しないよ!!」って思うのが普通でしょうけど、正観さんいわく、その問題すらもシナリオ通りだというんですから、もー混乱ですね(笑)
ただ、私が読んだ本やYouTubeなどで、いろんな人が言っていることで共通していることがあります。それは
人生とは楽しむためにある
ということ。
「苦しいことがない」とは言ってないのもポイントです。「苦しいことを感じる心」があるということみたいです。
そのためには、常識という鎧は足手まといなのかもしれません。それが外れた人から、幸せになるのかも。
言うは易し、行うは難し。
それでも、私は競争したり蹴落とし合うのではなく、子どものように無邪気に喜びを感じて暮らす人々の世界で生きてみたいです。
数々の方々が本や映画で大切なことを教えてくれます。それを家にいながら知ることができるなんて、ありがたい時代に生まれたもんです。
誰かがどこかの本か動画でいってました。
人一人にできることは限られている。でも一人が楽しく喜びに満ちた人生を生きることができれば、それは必ず伝播する。よい波動の波紋を広げることが、すなわち世界貢献になる、と。
つまり、私たちは「楽しんで、喜んで」生きる義務があるということ。修行なんてしてる場合じゃないですね(笑)
自分を社会の枠にはめるのではなく、社会を自分に合わせてもらう。
そういう人々をパイオニアと呼ぶのだと思います。